昆明から大理へ

昆明から大理へは鉄道で移動しました。昆明駅では今年ウイグル族による大量殺傷事件が発生しているので、警備がかなり厳重だったと思います。荷物をX検査器に通して構内に入ります。列車の待合室には無料WiFiもありましたが、中国のWiFiは基本的に中国の電話番号が必要になります。

大理行きのK9640次に乗り込みます。列車で大理に向かうのはほとんど若者ばかりでした。バスより時間がかかるかわりに、切符は安いのでお金のない学生が多いのかなと思いました。

事前に予想していた通り（切符にそれらしきことが書かれています）、寝台列車を座席車として使っている列車でした。3段式の寝台列車だったのですが、2段目、3段目を使おうとしたお客さんはみんな車掌さんにどかされていました。

列車の旅で期待していたのは美しい車窓の風景だったのですが、実際のところ特別きれいでもなんでもなかったです。どこにでもあるようなふつうの風景でした。

お腹がへったので、昆明駅の売店で2元で買った味付け卵を食べました。中国ではこれを食べるのが楽しみです。値段は1～2元/個です。

大理駅に列車が到着しました。とても退屈な長い長い旅でした。

大理駅前から出ている崇圣寺三塔行きのバス（8路）で大理古城のホテルまで移動しました（1元）。中国の地図の入ったGPSを持っていたので、ホテルに近いところでバスをばっちり降りることができました。