2015年12月28日月曜日

マニラから関西空港へのフライト

ニノイ・アキノ国際空港では銃弾事件が未だに起こっているとタクシードライバーが言っていたので、手荷物には常に最大限の注意を払っていました。それがよかったのか、何も問題は起こりませんでした。フィリピン出国時は10,000ペソ以上の現金を持ち出してはいけないことになっているので、いくつかの場所に分散して見つからないようにしておきました。

事前にWEBチェックインをしていたので、チェックインカウンターでは短い行列に並ぶことができたのですが、大量の荷物を持ったフィリピン人がカウンターに書類を出しながら長いやり取りをしていたので、結局荷物を預けるのに長い時間を要してしまいました。チェックインの状況について詳しくはこちらに書いています。

この日はプライオリティーパスで利用できるPacific Clubというラウンジを使いました。もう一つのSky View Loungeの方は同じ時間帯に出発するANAも使っているので、日本人が多そうだなと思って止めました。これらのラウンジはどちらもわかりにくい場所にあるのですが、114番ゲートの前にあるエレベーターで上の階に上がると見つかります。






帰りのフライトはお客さんが少なくて後方に空席もたくさんありました。しかし、お隣に座っていた冷蔵庫のような体型のフィリピン人女性が咳やくしゃみを遠慮なくしまくるので頭痛がしてきて、これはやばいと思いました。


CAさんに事情を話して席を替わりたいと言ったら、「どうぞご自由に。なんでそんなことをわざわざ言いに来るの?」みたいな感じでした。席を勝手に変わるなとうるさいLCCも多いというのに、セブパシフィック航空は本当におおらかだなと思いました。

この飛行機には半分酔っ払ったような日本人のおじさんのグループも乗っていて、大きな声でアホな会話をしていましたが、心の底から人生をエンジョイしているみたいだなと思いました。フィリピンはまじめだけが取り柄の日本人に人生の楽しみ方と幸せの本質を教えてくれる国だと思っています。

関西空港に着陸前も機内モードにしてスマホをいじっていたのですが、CAさんには何も注意されませんでした。この前乗ったときには電源を切るように言われたので、セブパシフィック航空のルールはどのようになっているのだろうかと疑問に思いました。この後無事に関西空港に到着してこの旅は終了となりました。

プエルトガレラからマニラへの帰路

ホテルはチェックアウト時に港まで送ってもらえることになっているので、9時30分に送ってくれるよう前日にお願いしておきました。しかし、そんなことすっかり忘れているようで、いつになったら送ってくれるの?と思っていたら9時40分くらいになってようやくドライバーが動き出してくれました。

ところが、ホテル前の急坂を下って幹線道路に出たところで、このドライバーが「ここで降りろ」と言うのです。「ホワイトビーチからはお客さんが少なくて船は出ない。ムリエ港行きの送迎車はここを通るから、ここで車に乗ればいい。いつもそうしているから問題はない。」と自信満々に主張されて車を降りることになってしまいました。

船会社に事前に連絡を取ってから言っているのか不安だったのですが、猫と遊びながら5分くらい待っていると確かに船会社の送迎車が通りかかって、その車がムリエ港まで連れて行ってくれました。ところがムリエ港に着いて問題が起こりました。


その車は私が帰りのチケットを持っていたFSLのものではなく、他の船会社の車だったので、ここまでの運賃150ペソを払えと言うのです。こちらはホテルのドライバーの言うとおりにしたのだから、こんなお金を払う筋合いはありません。ムリエ港からホテルに電話して150ペソはホテルが払うということで決着しました。

私はこの件で一つの疑いを持ちました。ホテルの送迎車のドライバーは私が帰りの船のチケットを持っていると思っておらず、仲間の船会社に私を送り込んで手数料をいただこうとしていたのではないかということです。いずれにしても、ここで150ペソを払わなくてよかったと思いました。船着場で30分くらい待っていたらバタンガス港行きの船が出港になりました。


この日は天気もよく風も弱くて穏やかな海だったのでバタンガス港までほとんど揺れもない船旅になりました。バタンガス港からマニラへ戻るバスに乗ったのですが、JAMでもJACでもない別のマイナーなバス会社のものでした。バスの車内にはWiFiがあると書かれていたのですが、案の定動いていませんでした。



マニラに近づくと道路が大渋滞していて1時間以上余分に時間を要してしまいました。バスを降りてから最初に泊まっていたニューポートシティーのコンドミニアムにいったん戻りました。というのは、そこに忘れ物をしていたことが後で発覚したので、コンドミニアムのオーナーから受け取ることになっていたのです。

おかげでこの日泊まるいつものRed Planet Hotels Ermitaに着いたときにはどっと疲れていました。というのも、ホテルまでメーターの料金で乗せてくれるタクシーが長時間つかまらなかったからです。マニラのタクシーは本当に腐れ切っています。


ホテルに併設された中華料理屋「蘇州点心」で夕食にしました。ここはそんなに美味しくはないのですが、決してまずいというわけではなく、お値段は手頃でいいレストランです。ジャスミン茶ではなくほうじ茶なのが残念なのですが。このレストランではチップは全く期待されていない雰囲気を感じます。





「蘇州点心」は最近まで近くで営業していたレストランなのですが、このホテルのテナントに入ることにしたようです。今でも昔のレストランの跡地がホテルの近くに残っています。


翌日はエルミタの両替屋で次回のフィリピン旅行のためのペソを仕入れてから空港に向かうことにしました。いくつか主要な両替屋を回ってレートをチェックしたのですが、有名なEDZENが最もレートが悪い(1万円=3,860ペソ)という結果でした。いちばんレートのよかった(1万円=3,870ペソ)Sweet Money Changerというところで両替しました。この両替屋を使ったのは初めてですが、特に問題はなかったです。


この後、ホテルの前からパサイまでタクシーに乗り(いつものように何台ものタクシーに断られました)、そこからAirport Loopといういつものシャトルバスでターミナル3へ向かいました。

プエルトガレラのホワイトビーチ

ホテルの無料送迎車はホワイトビーチの前の通りにあるTRIBAL HILLS CAFEとホテルの間を行ったり来たりしていました。ホテルと同系列のカフェなので、帰りの車を呼んでくれるのかと思いきや、ホテルやドライバーの電話番号を教えてくれるだけでした。


今どきのフィリピンではセブですら海はあまりきれいではなく、透明度が高い海を見つけようと思えば、人気のないところまで足を運ばなければなりません。プエルトガレラはマニラ首都圏近郊のビーチリゾートなので、そんなに期待はしていなかったのですが、ホワイトビーチの海は思っていた以上透明で感激しました。




このビーチは急に深くなるので浜辺から遠くへ行くこともできないのですが、透き通った水の中に浸っている気持ちよさはなんとも言えないものがありました。ただ、海水はちょっと冷たかったです。ちくちくとクラゲに刺されるのもつらかったです。クラゲさえいなければ最高の海だったのですが。

この時期はオフシーズンのようでビーチにはほとんど人がいませんでしたが、白人と韓国人が多いかなという雰囲気です。静かな海の上をジェットスキーが轟音を立てながら走り回っていました。

ホワイトビーチ沿いのレストランは高そうだったので、ちょっと内陸にあるホテルに併設されたレストランを多用しました。ここはお値段も手頃で味もよかったです。








バタンガス港で船(FSL)の往復切符を買った場合、帰りの船の予約はホワイトビーチにあるLenly's Restaurant横のブースですることになっていたので、ここで朝10:15の船を前日に予約しました。このブースは船の最終便が出ると閉まってしまうので早めに来た方がいいと思います。明日10時にこのブースの前に集合して、お客さんが少なかったらシャトル(自動車)でムリエ港まで送るとのことでした。しかし、翌日問題が起こるとはこのときには予想もしていませんでした。


トライバル・ヒルズ・マウンテン・リゾートホテル滞在記

今回宿泊したホテル(Tribal Hills Mountain Resort)は丘の上にあり、ホワイトビーチからは予想以上に離れていました。地図では歩いて行けそうに見えますが、ホワイトビーチへアクセスするには大きく迂回しないといけないので、とてもではないですが荷物を持って歩けるような距離ではなかったです。しかも、幹線道路からホテルへのアクセス道路はものすごい急坂で、歩いて上るのはたいへんでした。







このホテルではインターネットが使えるのですが、客室にインターネットの回線がひかれているのではなく、フィリピンの携帯電話会社のWiFiルーターを渡されるだけです。スタンダードルームではこの電波はとても弱くてほとんどつながりませんでした。しかも、夜間はたとえつながってもスピードが遅くて使いものになりませんでした。


部屋の中にはテーブルがなく、椅子が一脚あるのみでした。なぜテーブルと椅子二脚をおかないのかと疑問に思いました。ベッドのそばのサイドテーブルと電気スタンドも一つしかありませんでした。シャワーの水やお湯はしっかり出ましたが、石鹸があるのみでシャンプーはありませんでした。




部屋の掃除もチェックアウトまで来てくれませんでした。おそらく掃除が必要だったら頼まなければならないのだと思います。スタッフは笑顔で親切なのですが、仕事は何かといいかげんというフィリピンらしいホテルだったと思います。テラスからの山の景色はとてもきれいでした。


ホテルにはプールがありましたが、水はあまりきれいではありませんでした。このプールは夜になるとライトアップされた中で泳ぐことができます。




このホテルは悪いところではなかったのですが、ビーチから離れた山の中に滞在というのはとても不便でした。ホテルの周囲には食事ができるところはなく、食事をしようとしたらホテルのレストランしかありませんでした。幸い、今回の旅行にはホテルで調理道具を持ってきていたので野菜や卵を買い込んできて食べました。




ホテルからホワイトビーチまでは1日3回定時に無料シャトルが出ていて、それ以外の時間に行こうとしたら有料となっています。しかし、お客さんが少なかったからか、今回泊まったときはホワイトビーチへの送迎はいつでも無料となっていました。とはいえ、お願いしたらすぐに出発してくれるというわけでもなく、待たされることもありました。

マニラからプエルトガレラへの道のり

マニラからプエルトガレラへ行くにはまずJAMまたはJACのバスターミナルへ行く必要があります。そこで昨日と同じジプニーに乗って、まずはパサイまで行きました。そこから別のジプニーに乗ればJAMやJACのバスターミナルまで行くことができます。パサイでのジプニー乗り場は下の地図の場所です。



ジプニーの運賃はどこでも8ペソです。機内持ち込みできるような小さなスーツケースならジプニーに載せても問題ありません。追加料金も必要はありません。タクシーに乗って不愉快な思いをするよりよっぽど快適だと思います。JAMとJACのバスターミナルは下の地図の場所にあります。





ジプニーを降りるとちょうどバタンガス港へ行くJAMのバスが発車しようとしていたので、急いで飛び乗りました。運賃はバタンガス港まで167ペソで、バスの車内で車掌さんに支払いました。渋滞がなければバタンガス港まで2時間くらいですが、渋滞すると3時間以上かかってしまいます。



バスがバタンガス港に着くとバスを降りるなりポーターだかヘルパーだかわからないお兄さんがずっとついてきました。道案内など頼んでもいないのに必死に道案内をしてくれようとします。切符を買うときもそばであれこれ手伝ってくれようとしましたが、完全に無視していたらやっとどこかに行ってくれました。

プエルトガレラ方面行きの船はターミナル3から出ています。予約していたホテルのあるホワイトビーチへ行く船は2社ほどあるようでしたが、FSL(Father 'n Son Lines)という船会社で切符を買いました。片道275ペソで往復500ペソだったので、当然のように往復で買ったのですが、これで後日軽いトラブルがあったのであまりよい選択ではなかったかもしれないです。



船の切符を買った後、ターミナルフィー(30ペソ)が必要とのことで、売り場に買いに行きました。船の切符とターミナルフィーのチケットを見せるとようやくターミナルビル内に入ることができます。出発時間が迫っていたので手荷物のセキュリティーチェックを受けて乗り場に急いだのですが、出発する気配もありませんでした。



切符の改札が終わって大型バンカーボートに乗り込んだのですが、その後もなかなか出発しませんでした。お客さんがそれなりに集まるまで出発する気はないように見えました。



船に乗り込んでから30分くらいしてようやく出発しました。この日は若干風が強かったので船が揺れていましたがたいしたことはなかったです。遠くにファスト・キャットの船が見えました。にゃーお!



船はまずサバン港に着きました。そこでお客さんを降ろした後、ムリエ港に着きました。その後ようやくホワイトビーチまで行くのかと思いきや、ここで船を降ろされて道路を走るシャトルに乗り換えるように言われました。お客さんが少ないときは船はムリエ港までしか行かないようです。シャトルはもちろん無料でした。ムリエ港で船を降りると環境税(50ペソ)を徴収されました。こういうのはいったい何に使われているのやらと思います。

シャトルはホワイトビーチまで送ってくれましたが、そこから予約していたホテル(Tribal Hills Mountain Resort)まで行く足がないので、ホテルに電話して迎えに来てもらいました。このホテルではチェックイン・チェックアウト時の送迎は無料になっています。