2015年1月1日木曜日

穂高岳旅行社のウユニ塩湖ツアー

日本人御用達の穂高岳旅行社(Hodaka Mountain Expedition)には、ウユニ塩湖に行くサンライズツアー(2:00-8:00)、サンセットツアー(16:00-21:00)、デイツアー(10:00-15:00)があります。ドライバー以外に7人が乗れるランドクルザー1台につき700ボリビアーノです。長靴も無料で貸してもらえます。食事などは一切提供されないので、持参する必要があります。ほとんどのドライバーはスペイン語しか話せません。

7人で乗れば1人あたり100ボリビアーノになるので、穂高岳旅行社のオフィス前に紙を貼って参加者を募ります。参加したいツアーがすでに貼られている場合は穂高岳旅行社のスタッフに伝えて100ボリビアーノを支払います。もし7人集まらなかったら追加料金を徴収されるらしいのですが、この時期はほとんどのツアーがすぐに埋まっているようでした。

穂高岳旅行社のウユニ塩湖ツアーに参加しているのは9割が日本人です。日本人はウユニ塩湖の鏡張りに興味があるので、列車の墓などには基本的に行きません。欧米人は鏡張りやらトリック写真やらにはほとんど興味がなく、鏡張りでほとんどの時間を過ごすこのツアーには参加しません。

逆に日本人が穂高岳旅行社以外の会社のウユニ塩湖ツアーに参加すると鏡張りには行かないことがあるので、日本人が他社のツアーに参加することもあまりないようです。ウユニでは日本人と欧米人はほとんど交わることなく時間を過ごしています。

日本人と欧米人でこのように好みが異なるものにオーロラツアーがあります。オーロラに興味があるのは日本人ばかりで、欧米人はほとんど興味を示さないようです。日本人は光り物が好きなんでしょうかね?

穂高岳旅行社のウユニ塩湖ツアーでは日本人が多いこともあり、面倒なチップなどは必要ないようです。もちろん、もしチップをあげたい人がいたらあげるのは自由です。ただ、ドライバーはひどいときは30分くらい出発時間に遅れてくるし、できるだけ早く帰ろうとするし、鏡張りのきれいなところへ行こうという努力はしてくれないしで、チップなどあげる必要もないだろうと思われます。

このツアーへ行く場合必要な持ち物は、カメラ(三脚)、飲み物、帽子、サングラス、日焼け止め、防寒着といったものです。さすがに日焼け止めなどいらないだろうとなめていたら、デイツアーの後日焼けで顔が痛くなってしまいました。顔の皮がぼろぼろに剥げてきて、日焼け止めを使わなかったことを後悔しました。

サンセットツアーは寒くなるので防寒対策が必要になります。サンライズツアーはものすごく寒いので日本の冬と同じくらいの防寒着が絶対的に必要です。

12~1月が雨期のピークなので、例年は鏡張りを見られるそうなのですが、今年は雨が少なくてきれいな鏡張りを見ることはできませんでした。

最初はサンセットツアーに参加しました。このツアーはトリック写真を撮った後、鏡張りを見に行くのですが、水が少なかったので期待していたような感動はありませんでした。

鏡張りでジャンプしながら撮っている写真がよくありますが、ポケットからiPhoneが飛び出して水にぽちゃんというケースが多いそうです。鏡張りではスマホ、デジカメなど電子機器を落とさないようにご注意下さい。塩水がズボンに跳ねてジャンプしなくても白い汚れがかなりつきます。







次に参加したのはデイツアーです。日焼け対策をしないとたいへんなことになります。このツアーでは最初にプラヤ・ブランカという塩のホテルに立ち寄ります。その後、トリック写真をたくさん撮って、鏡張りに行ったのですが、やはり水が十分になくて残念な結果に終わりました。帰りの車からリャマの群れが見られたのはよかったです。








最後に参加したのがサンライズツアーです。朝2時出発なので、15分早く穂高岳旅行社前に行ったのですが、まだ誰もいませんでした。早めに行く必要はないようです。こんな時間に出歩いてもなんともないウユニもすごいです。

ドライバーがなかなか来なくて結局20分くらい遅れて出発しました。星空はまあまあきれいに見えましたが、それを撮れるようなカメラを持ってなかったのが残念です。一眼レフカメラと三脚があるとすごい星空が撮れそうです。

ウユニ塩湖のサンライズですが、雨期は雲があるのであまりきれいではありません。だらだらと明るくなる感じが残念です。せめて鏡張りだったらよかったのですが、この日も水が少なくて残念な結果に終わりました。(続く)





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