2015年12月28日月曜日

プエルトガレラからマニラへの帰路

ホテルはチェックアウト時に港まで送ってもらえることになっているので、9時30分に送ってくれるよう前日にお願いしておきました。しかし、そんなことすっかり忘れているようで、いつになったら送ってくれるの?と思っていたら9時40分くらいになってようやくドライバーが動き出してくれました。

ところが、ホテル前の急坂を下って幹線道路に出たところで、このドライバーが「ここで降りろ」と言うのです。「ホワイトビーチからはお客さんが少なくて船は出ない。ムリエ港行きの送迎車はここを通るから、ここで車に乗ればいい。いつもそうしているから問題はない。」と自信満々に主張されて車を降りることになってしまいました。

船会社に事前に連絡を取ってから言っているのか不安だったのですが、猫と遊びながら5分くらい待っていると確かに船会社の送迎車が通りかかって、その車がムリエ港まで連れて行ってくれました。ところがムリエ港に着いて問題が起こりました。


その車は私が帰りのチケットを持っていたFSLのものではなく、他の船会社の車だったので、ここまでの運賃150ペソを払えと言うのです。こちらはホテルのドライバーの言うとおりにしたのだから、こんなお金を払う筋合いはありません。ムリエ港からホテルに電話して150ペソはホテルが払うということで決着しました。

私はこの件で一つの疑いを持ちました。ホテルの送迎車のドライバーは私が帰りの船のチケットを持っていると思っておらず、仲間の船会社に私を送り込んで手数料をいただこうとしていたのではないかということです。いずれにしても、ここで150ペソを払わなくてよかったと思いました。船着場で30分くらい待っていたらバタンガス港行きの船が出港になりました。


この日は天気もよく風も弱くて穏やかな海だったのでバタンガス港までほとんど揺れもない船旅になりました。バタンガス港からマニラへ戻るバスに乗ったのですが、JAMでもJACでもない別のマイナーなバス会社のものでした。バスの車内にはWiFiがあると書かれていたのですが、案の定動いていませんでした。



マニラに近づくと道路が大渋滞していて1時間以上余分に時間を要してしまいました。バスを降りてから最初に泊まっていたニューポートシティーのコンドミニアムにいったん戻りました。というのは、そこに忘れ物をしていたことが後で発覚したので、コンドミニアムのオーナーから受け取ることになっていたのです。

おかげでこの日泊まるいつものRed Planet Hotels Ermitaに着いたときにはどっと疲れていました。というのも、ホテルまでメーターの料金で乗せてくれるタクシーが長時間つかまらなかったからです。マニラのタクシーは本当に腐れ切っています。


ホテルに併設された中華料理屋「蘇州点心」で夕食にしました。ここはそんなに美味しくはないのですが、決してまずいというわけではなく、お値段は手頃でいいレストランです。ジャスミン茶ではなくほうじ茶なのが残念なのですが。このレストランではチップは全く期待されていない雰囲気を感じます。





「蘇州点心」は最近まで近くで営業していたレストランなのですが、このホテルのテナントに入ることにしたようです。今でも昔のレストランの跡地がホテルの近くに残っています。


翌日はエルミタの両替屋で次回のフィリピン旅行のためのペソを仕入れてから空港に向かうことにしました。いくつか主要な両替屋を回ってレートをチェックしたのですが、有名なEDZENが最もレートが悪い(1万円=3,860ペソ)という結果でした。いちばんレートのよかった(1万円=3,870ペソ)Sweet Money Changerというところで両替しました。この両替屋を使ったのは初めてですが、特に問題はなかったです。


この後、ホテルの前からパサイまでタクシーに乗り(いつものように何台ものタクシーに断られました)、そこからAirport Loopといういつものシャトルバスでターミナル3へ向かいました。

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