アンタナナリヴは略称でタナとかタナナリヴと呼ばれます。標高が1,400m程度と高いため、夜間早朝はとても寒いです。昼間は温暖で過ごしやすいです。
この街はとても坂が多くどこへ行くにも上がったり下がったりしなければなりません。街歩きは実はとてもたいへんです。
アンタナナリヴには鉄道駅がありますが、列車はほとんど走っていないようです。一度乗ってみたいとは思いました。
携帯電話は広く普及していますが、昔ながらのストレート端末ばかりで、新しいスマホなどを見かけることはありません。SIMカードも簡単に買えるようですが、マイクロSIMが手に入りませんでした。マダガスカルで携帯電話を使われる方は必要でしたらSIMカッターを持ち込むことをお勧めします。
この街には不思議とはんこ屋さんが多いです。街角ではフランスパンが売られていますが、パサパサでおいしくはありません。柿やサボテンの実やいちごなども路上で売られていました。
野菜から日用品から衣料品からお土産まで何でも売っているアナラケリーマーケットはとてもおもしろいです。SHOPRITEという近代的なスーパーマーケットも近くにあり、飲み物などが安いので、ぜひとも利用すべきだと思いました。
女王宮にも行ってみたのですが、丘の上にあるので歩いて行くのはたいへんでした。1995年11月に火事で焼けたそうで、建物の骨組みしか残っておらず、その中に入ることもできず全然おもしろくありません。こんなところで入場料10,000アリアリというのはぼったくりがひどいと思いました。ガイドが勝手について来ますが、早めに振り払った方がいいと思います。この宮殿は高台にあるので見晴らしだけはよかったです。
アンタナナリヴの治安が悪いとあちこちに書かれていたので心配していたのですが、予想以上にいいと思いました。ただし、独立大通り、アナラケリーマーケット、独立広場へ上がる階段、独立広場周辺は気をつけた方がいいようです。夜間出歩くのは控えるのはもちろんですが、昼間でも周囲には気を配りポケットに貴重品を入れて歩いたりしないようにしたいです。一方、マダガスカルの地方都市は平和です。
この旅はまだまだ続きます。
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