2014年5月11日日曜日

最後の最後に空港でぼったくられた

ホテルの近くでタクシーを見つけて順調に空港に向かいました。タクシーのドライバーに40,000アリアリを提示したら大喜びで行ってくれたので、もう少し叩いてもよかったかもしれません。

空港に着いた時点で残金は50,800アリアリでした。これを最初に両替した良心的な両替屋に持って行ったところ50USドル相当以上ないと再両替はできないと「地球の歩き方」に書かれていたとおりのことを言われました。

空港で使ってしまおうにもお土産物屋には欲しいものは何もなく、しかも価格は市中の数倍もするぼったくりです。制限エリア内のお店ではアリアリは使えないそうです。

そこで、セディナカードで80,000アリアリをATMから引き出して(50USドル相当以上にしてから)再度同じ両替屋に行ったところ、100ドル札しかないとあっさり却下されました。最初からそれを言えと思ったのですが、英語はほぼ通じない国なので後の祭りです。

両替屋はあきらめてBNI MADAGASCARという銀行に持って行ったらレートは出ていませんでしたが、1ドル=2,420アリアリ(銀行員の電卓の画面をこっそり見ていました)で両替してくれました。



しかし、渡されたのは50ドルだけでした。このレートで計算すると54ドルになるはずですが、1ドル札など銀行にはないようで4ドルは端数として接収されてしまいました。ここで両替できないとたいへんなことになるので、文句も言えず泣き寝入りになってしまいました。

マダガスカルでは空港へ行くタクシー代のみを残してアリアリは完全に使い切るべきです。空港での再両替に期待してはいけません。最後の手段としては空港のロビーでうろうろしているヤミ両替屋で替えるというのがあります。最後の最後の手段は帰国後ヤフオクでアリアリを売ることです(笑)。

モーリシャス航空のカウンターでチェックイン後、出国審査に向かう途中で航空券とパスポートのチェックがあるのですが、そこで荷物の重さを量られて重量オーバーだと言われました。荷物の重量は11kgでした。

空港の係員はパリ行きのフライトならこれでもいいと言うので、香港まで乗り継ぎで行く長距離フライトだから問題ないとごり押ししてそこは突破しました。どうやら賄賂を要求していたようです。

出国審査に必要な出国カードがなかったので、先ほどの空港職員に尋ねたらポケットから出してくれました。しかも、親切そうに記入してくれようとするので慌てて止めました。案の定、アリアリを要求してきましたが、さっき銀行に没収されてしまい本当に残っていなかったので、「ない」と言うとあきらめて去っていきました。

アンタナナリヴの空港は両替の罠あり空港職員の賄賂要求ありで、帰国時はかなりハードルが高いと思いました。プライオリティ・パスで使えるラウンジがなかったので待ち時間がとてもつらかったです。

この旅はまだまだ続きます。

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