2015年11月27日金曜日

北京からウィーンへのフライト

中国国際航空の北京からウィーンへのフライトは夜行便なのですが、エコノミークラスの座席では寝られたものではないです。それなのに、機内エンターテイメントは日本語番組がなくてどうしようもないし、機内食もいつものようにおいしくないしで地獄のようなフライトでした。しかし、定刻出発で事故も遅れもなかったという点では満足です。

ウィーンで宿泊するホテルは中央駅のそばにありました。ウィーンの空港駅ではちょうど中央駅を経由してドイツ方面へ向かうICEが止まっていました。日本だったらこういう大きな駅には駅員さんがいて、切符を買ったりどの列車に乗ればいいのか教えてもらったりできますが、ここには自動販売機が置かれているだけでした。



ウィーン1区の24時間切符と同時にZone 1の切符を買って刻印機に通してからICEに乗り込みました。この切符でICEに乗って大丈夫なのか不安だったのですが、検札に来た車掌さんには何も言われなかったので問題なかったのだと思います。

Hotel Zeitgeist Vienna Hauptbahnhofという中央駅から徒歩5分くらいのホテルに泊まったのですが、ホテルに着いたのが早朝で、チェックイン時間は午後3時だったので、部屋には入れてもらえず、荷物だけ預けて市内で出かけることになりました。体がふらふらだったので本当につらかったです。中央駅にあったINTERSPARというスーパーマーケットが便利でいくどとなく利用しました。



ふらふらの体で過去に何度も行ったシェーンブルン宮殿に行きました。音声ガイドを使って宮殿内を歩いたのですが、たくさんの人物が出てくるので、歴史の素人には誰が誰なのかわからなくなっておもしろくなかったです。ハプスブルク家のマニアでないと楽しめないのではないかと思われるような内容でした。




宮殿内を歩いた後、そばにあった観光客向けのレストランで食事をしました。ここで食べたのは定番のシュニッツェルです。ただ、このレストランで気分が悪かったのは伝票を持ってきたウェイトレスが「Tip is not included.」と囁いてきたことです。多少のチップは置いてきましたが、観光客はなめられているなと思いました。



その後、宮殿の庭を散策してからホテルに戻りました。



徹夜明けなので体がふらふらだったので、その後しばらくホテルで休んでから夜のウィーンの街に出てみることにしました。このホテルは清潔で部屋も快適でした。




シュテファン寺院からケルントナー通りを国立オペラ座まで歩き、そこからトラムでリンクを一周してからホテルに戻ることにしました。





中央駅に行くトラムが来たので乗ったところ、着いたのはまだ工事が続いている中央駅の東側でした。ここにはシリア方面からの移民と思われる人たちがたくさん生活していて、乞食の臭いがする治安の悪そうな場所でした。写真を撮りたかったのですが、ぼこぼこにされかねないような雰囲気だったので自制しました。親切そうなオーストリア人が炊き出しをして彼らの生活を支援していました。私も「May I help you?」と声をかけられたので、おそらくは移民だと思われたのでしょう。みすぼらしい格好をしていたからだと思われます。

この日の最後は中央駅の中にあったNORDSEEでパエラを食べたのですが、あまりおいしくはなかったです。


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