2015年11月27日金曜日

ウィーンの森へ行ってみた

ウィーンの郊外にあるウィーンの森へ行ってみることにしました。地下鉄でハイリゲンシュタット(Heiligenstadt)駅まで行って、そこから38Aのバスに乗り、カーレンベルク(Kahlenberg)で下車すればいいとのことです。カーレンベルクまでZone 1の切符(2.20ユーロ)で地下鉄とバスを乗り継いで行くこともできるようなのですが、切符は1時間しか有効でないと書かれていることもあるので、時間には気を付けた方がいいでしょう。

カール・マルクス・ホーフという市営住宅がそびえ立つハイリゲンシュタット駅前からカーレンベルクへ行く38Aのバスは15分おきくらいに出ているようでした。カーレンベルクを経由してレオポルツベルク(Leopoldsberg)まで行くバスはだいたい30分おきくらいです。38Aのバスに乗って山道を登るとカーレンベルクに着きました。ここには大きな駐車場がありましたが、シーズンオフなのか、ほとんど人気はなかったです。



お土産物屋と小さな教会、大学(MODUL UNIVERSITY)、レストランがありました。「地球の歩き方」には「展望台からは、ウィーンの中心部やシェーンブルン宮殿、ドナウ川などが眺められる」と書かれているが、どこを見ているのかわからないほどウィーンの街は遠い彼方にあった。風が冷たくて長居はしたくないと思った。




中央駅のサブウェイで買ってきたサンドイッチをベンチに座って食べてから帰ろうとしたのですが、せっかく来たのでやはりレオポルツベルクまで歩いてみることにしました。


駐車場の脇から広い歩道を歩いて行くとヴァルトザイルパーク(Waldseilpark)という森林アスレッチック公園がありました。しかし、ここには人がいないようでした。




さらに歩いて行くと30分でレオポルツベルクの小さな駐車場に出ました。小山の上にはバーベンベルク家の城というものがあったのですが、中に入ることはできないようでした。歩道がそのまま展望台になっていたのですが、景色がいいかと言われればどうということもないように思われました。ウィーンの都会の喧噪を避けて来るにはよいところなのかもしれませんが、日本から来た観光客がわざわざ行くようなところではないでしょう。



レオポルツベルクから38Aのバスに乗ってハイリゲンシュタット駅まで戻り、地下鉄に乗ってホテルで荷物をピックアップしてから高速列車(レールジェット)でリンツへ移動しました。



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