2015年11月14日土曜日

セブのアイランド・ホッピングツアーに行ってみた

セブ島と言えば海がきれいなことで日本人にはよく知られるリゾート地ですが、私はこれまでセブシティーをうろうろしていたため、セブのきれいな海を見たことがありません。そこで今回アイランド・ホッピングツアーに参加して見ることにしました。

セブのアイランド・ホッピングツアーは日本から申し込んでいく人が多いようですが、現地で申し込めばとても安く参加することができます。モーベンピック・ホテル・マクタン・アイランド・セブの隣に桟橋があり、ホテル前の道を歩いているとアイランド・ホッピングツアーの客引きに次々に声をかけられます。

ボートを1日借り切って1,800ペソと言われましたが、1,600ペソまで値切って2人で行きました。1人当たり800ペソとなりますが、昼食などは一切ついていません。ホテル前のサリサリストア(JASMINE STORE)で昼食を買ってから出発しました。

桟橋の利用料は払ってもらえました。魚を集めるためのパンも買ってもらえました。出発前に桟橋で前金として500ペソを払うように言われました。どうやらこれが客引きの取り分になるようですが、ボートの燃料も客引きが買っていたので、そんなにもうかってはいないでしょう。ボートを操縦するガイドの取り分は1日働いて、残りの1,100ペソということになります。



最初に訪問した場所はオランゴ島の岸部近くの海です。海の水は透明でしたが、そんなにきれいというわけではありませんでした。ここでパンくずをばらまいて魚を集めてから、水中眼鏡をつけて水中の魚を観察するというものでした。パンくずをまけば魚が集まっては来ますが、すべてのパンくずが魚に食べられるわけではなく、こんなことをやっていたら、海が汚れてしまうのではないかと心配になりました。



ここで驚いたのはボートに乗った人が入域料として1人100ペソを集めに来たことです。ツアーの客引きはこの話を事前に全くしていませんでした。島に上陸したわけでもないのに何のために払わないといけないのかと思いました。レシートを要求したら、それっぽいものがもらえました。


その次に訪問したのはサルパ島(Sulpa Islet)という小島です。ここでも1人100ペソの入島料を請求されました。レシートを要求したら、すぐに出てきました。この島にはアイランド・ホッピングツアーに参加している日本人観光客がたくさん上陸していました。バーベキューなどとても美味しそうなものを食べていました。美味しそうでうらやましいなと思いながら、サリサリストアで買ってきた粗末な食べ物をビーチの片隅で食べました。食後は海で遊んだのですが、海水はそんなにきれいではなく、がっかりな島だったと思います。






最後に訪問したカオハガン島(Caohagan Island)は過去に経験したことのない凶悪な島でした。海は遠浅で泳ぐことができず、しかも海には汚い泡が浮いていて、全く美しい島ではありません。それなのに、1人200ペソというありえない入島料を請求されるのです。この島の入島料がサルパ島の2倍になる理由がわかりませんでした。やる気のないレストランとお土産屋があるだけで、何もおもしろいことはなく、がっかりして帰ることになりました。








セブ島は海がきれいというのはただの幻想でしょう。日本の旅行会社のパンフレットに出ている美しい海は「イメージ」なのだろうと思います。セブの海は決してきれいではありません。アイランド・ホッピングツアーなどという価値のないものなので行くのは止めた方がいいです。

ただし、セブ島の海のすべてがきれいではないということではありません。セブシティーやマクタン島から離れてセブ島の北や南に行けば本当に美しい海が広がっています。モアルボアルのホワイトビーチに行ったことがあるのですが、一生忘れられないレベルの美しいビーチでした。

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