2015年8月25日火曜日

カタール航空のフライトでドーハ経由アンマンへ

カタール航空はサービスがいいというイメージがありますが、何度か乗った経験から言えば、そんなによくはないと思います。機内食も特においしいわけではないし、機内エンターテイメントは日本人が楽しめるものは少ないし、設備がいいわけでもありません。

カタール航空のCAさんは多国籍で、日本人はよく働いていますが、それ以外の国の人たちはだらだらやっていることが多いです。関西-ドーハ間のフライトは機内が非常に暑く、CAさんに機内が暑いと言ったのですが、温度は下げてもらえませんでした。

そのため、フライトの間中とても喉が渇いたのですが、水のペットボトルは配られず飲み物の巡回もほとんどなかったので、3度もギャレーに行って飲み物をもらいました。ギャレーでたむろしているCAのみなさんはおしゃべりしたりじゃれあったりして本当に楽しそうにしていました。これがカタール航空の現実なので、大きな期待はせずに乗りましょう。

機内ではWiFiも使えますが、有料なので使いませんでした。有料の機内WiFiを使っている人なんて見たことがないですが、500円くらいだったら私は使いたいと思っています。現状ではWiFiの利用料金は高過ぎます。


ドーハまでは夜間のフライトだったので基本的に寝ていたのですが、機内映画の「ドラえもん のび太の宇宙英雄記」を見ました。たいしておもしろくはなかったです。機内食は2回出ました。これはそれなりにおいしかったと思います。



最近新しくなったカタールのドーハ・ハマド国際空港は初めてなので、とても楽しみにしていました。この空港のいいところはセキュリティチェックの手際がよく、パソコンや液体を別にして検査をする必要もありません。そのため、人が多い割に待ち時間は短いです。ただ、昔からベルトの金属に反応しやすいので、ベルトは外しておいた方がいいでしょう。私は海外旅行時はいつもプラスティックとひものベルトを使っています。

ドーハ・ハマド国際空港で楽しみだったのはなんと言ってもラウンジです。昔カタール航空のビジネスクラスを利用したときにすごいラウンジが使えたので、今回はワンワールド・サファイアの資格で、そういうラウンジが使えることを期待していました。しかし、現実はそんなに甘くはなかったです。ビジネスクラス・ファーストクラス利用者はアル・ムルジャン・ビジネスラウンジというすごいラウンジが使えるのですが、エコノミークラス(ワンワールド・サファイア)だと名もないチープな乞食用ラウンジに案内されます。

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジは下の写真のエスカレーターを上ったところにありますが、エスカレーターの前に立っているカタール航空の係員に搭乗券をチェックされて、エコノミークラスだとあっちの乞食用ラウンジへ行くようにと言われます。


乞食用ラウンジはORYX LOUNGEと通路を挟んで反対側です。下の写真のエスカレーターを使ってラウンジのあるフロアへ上がります。乞食用ラウンジは空港内に案内すらないので、場所が非常にわかりにくいです。


乞食用ラウンジのサービスは目も当てられないほどひどいものです。食べ物はろくでもないし、飲み物にビールがありません。(調理場の冷蔵庫をのぞき込むと缶ビールが見えたので、スタッフに言えばもらえるのではないかと思います。)ラウンジ内は最初は空いていましたが、すぐに大混雑になって座るところも見つけられないような状態になりました。






このラウンジにはロッカールームがあります。最初に自分で暗証番号をセットしてからロックするのですが、使い方がどこにも書かれていませんでした。ロッカールームにいたスタッフに尋ねたところ、1234+2桁のロッカー番号(ロッカー番号が04なら04)にセットするようにと言われました。


しかし、これでは誰にでもロッカーを開けられてしまうという問題があります。ロッカー番号が04なら123404で開けられるのですから、暗証番号をセットする意味がありません。そこで他の番号にセットしてみたのですが、これ以外の番号にセットするとカギがかからないのです。ご丁寧に04番のロッカー内には04と書かれた札が入っていて、番号を忘れないようにこの札を持ち出すことになっていました。

ロッカールームのスタッフにこれでは暗証番号の意味がないと言ったところ、自分には詳しいことはわからないからレセプションに行ってきくようにとのことでしたが、レセプションは混雑していてもう面倒なのでロッカーを使うのは止めました。中東の国々でいつも感じることは、人間がアホばっかりということです。

さて、新空港になる前はこの空港のORYX LOUNGEでプライオリティパスが使えたのですが、今では使えなくなっています。現時点ではドーハ・ハマド国際空港ではプライオリティパスやダイナースクラブカードで使えるラウンジはありません。

ドーハ-アンマン間はあっという間のフライトで、あまり美味しくない機内食が出てきました。日本人のCAさんが乗務していて、この路線で日本人が乗っているのは珍しいのか声をかけられました。「お仕事ですか?」ときかれたので、「いえ、観光です」と答えただけなのですが(笑)。

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