2015年8月30日日曜日

ぼったくりは一切なし!安くて美味しいアンマンのハーシェム・レストラン

ヨルダンではあちこちでぼったくられて本当に気分の悪い旅行になりました。いちばんショックだったのはワディ・ムーサの路上で買ったトマトかもしれません。

ペトラ遺跡に昼食に持って行く食べ物をワディ・ムーサの街で買おうとしたのですが、とにかく物価が高いので困っていました。路上にトラックが止まっていて、荷台にトマトをたくさん積んでいました。1JD(約177円)を出せば、その分だけトマトをもらえるだろうと思ってやってみたら、なんと6個しかもらえなかったのです。これがペトラの相場なのかなあと思っていたのですが、ネットで日本人旅行者のブログを読んでいたら、ワディ・ムーサの街の全く同じ場所のトラックで、1JDで袋一杯のトマトを買った記事があって、やっぱり騙されていたのかと日本に帰国してから知りました。

こういう状況は私の経験では騙されるシチュエーションではなく、どこの国でもたいていいちばんきれいなトマトを選んでたくさん袋に詰めてくれました。それなのに、ここヨルダンでは非常に質の悪いトマトを6個渡されて、あまりにひどいと思ったので、その場で交換を要求したほどでした。ヨルダン人のぼったくり体質には本当にがっかりさせられました。

円安ということもあってヨルダンの物価が高く、しかもぼったくられるのが嫌で、一度もレストランには入らなかったのですが、帰国前に一度くらいヨルダン料理をレストランで食べておこうと思って、アンマンでは超有名店らしいハーシェム・レストランに行ってきました。ここは「地球の歩き方」には「1953年創業の安くてうまい超有名店」と書かれています。




このお店におそるおそる入ってみたのですが、メニューはないようだったので指さしなどで注文してみました。おそらくですが、ホンモスの基本セット(シャイを含む)が1.5JDだろうと思います。それに加えて、ファラフェルを注文すると+0.5JD、コカコーラなど缶ドリンク+0.5JD、フライドポテト+0.5JDとなっているようでした。食べ終わったらレジに行って何を食べたか申告すると、いくらか教えてくれます。英語はほぼ通じないので、スマホで料理の写真を撮ってレジのおじさんに見せていました。

ヨルダンではどこへ行ってもぼったくられますが、ここは明瞭会計(というか自己申告)で安心して食べられました。しかも、物価の高いヨルダンのレストランにしては激安で味もよいので、いつもお客さんでいっぱいです。ホンモスがものすごくおいしかったです。

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