SMはフィリピン中に巨大ショッピングモールを展開しています。なぜSM（エスエム）などという怪しい名前なのかと言うと、もともとは靴屋（Shoe Mart）だったからなのだそうです。SMのモールは巨大ですが、ただお店が並んでいるだけのようにも感じられます。私はどちらかと言えばAyalaの方が好きです。
さて、アンヘレスのSMでいちばん有益なお店が巨大スーパーマーケットのHYPERMARKETです。アンヘレス滞在中毎日ここでお買い物をしていました。真っ先に買うのはRED HORSEという赤いラベルのフィリピンビールです。次につまみが必要なのですが、フィリピンではポテトチップスが高いことに驚きます。
ほとんどの袋菓子が20ペソくらいで買えるのに、ポテトチップスだけは100ペソくらいするのです。その原因について調べてみたのですが、フィリピンではじゃがいもの生産が少なく、輸入に頼っているそうです。ポテトチップスの原産国もすべてアメリカなど海外製でした。つまり、ポテトチップスは国内生産がされておらず原料のじゃがいもまでも含めて輸入に頼っているため高くなってしまうのではないかと思いました。
ちなみに、フィリピンにはすでにカルビーが進出しており、もうすぐポテトチップスの生産を始めるのだそうです。フィリピンでおいしいポテトチップスが安く食べられるようになるのではないかという期待があります。
もう一つ気になる存在がカップ麺です。フィリピンでは日清のカップヌードルが売られています。しかし、マニラの空港の回転台には日本製シーフードヌードルの段ボール箱が大量に回っていました。なぜフィリピン人は日本からシーフードヌードルを大量に持ち帰るのでしょうか？
第一に日清のシーフードヌードルはフィリピン人の味の嗜好に合っているというのがあるようです。そして、フィリピンのカップヌードルは合弁会社が作っているので、日本のシーフードヌードルに比べるとフィリピンのものはまずいようです。実際に食べてみて私もそう思いました。フィリピンではシーフードヌードルに限らず、日清のカップ麺はどれも信じられないほどまずいです。こんなものに日清のブランドを冠して売るのはどうなのかと思いますね。
アンヘレスのSMでスーパーマーケットに並んで有益なのは飲食店です。ここでの一押しはMang INASALというフィリピン料理のファストフード店です。ジョリビーなどに比べて断然おいしいと思います。
Karate Kidという日本食のファストフード店もありました。ここで食べたカツ丼はまあまあおいしかったです。飲み物を注文しなかったら無料の水を持ってきてくれました。
名前は忘れましたが、ちょっと高級なフィリピン料理のお店でも食べてみました。これはとてもおいしかったです。ただ、味付けはフィリピン人好みのものになっています。
フィールズ通りからSMへ行くには下の陸橋を渡っていけばいいです。今回のアンヘレス滞在ではこういうところで昼間だらだら時間を過ごせる幸せを噛みしめていました。
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