オロンガポを出たバスは順調に走っていましたが、高速道路を降りてからパサイまでの環状道路で渋滞で進まなくなるのはいつものことです。
パサイのバスターミナルの前でホテルまでタクシーに乗り込みましたが、渋滞がひどいから15ペソ余分に払えと言われました。いつもならドアを開けて降りるところですが、そのくらいならいいかと払ってあげることにしました。
今回マニラで泊まったのはNetworld Hotelという日本人が経営しているホテルです。細かいところまで行き届いていて、とてもサービスのいいホテルだと思いましたが、ちょっと高かったです。スタンダードルームの予約だったのにデラックスルームにアップグレードしてもらえたのはよかったです。
このホテルに泊まったのは深夜に空港まで無料送迎をしているからです。マニラのタクシーに深夜一人で乗るのはさすがに怖いです。空港への送迎は朝3:30から午前中に数本出ていて、これに乗ると無料ですが、それ以外で行くなら400ペソとのことです。
朝3:30の送迎で空港へ着きました。ホテルではほとんど寝られなかったので、とても眠かったです。NAIA 1では建物に入るのにeチケットのプリントアウトを見せる必要があります。ジェットスターは日本語のスケジュールを送ってきただけなので、それを見せたのですが問題なく入れました。書かれていることはすべて日本語なので、見せたところで何もわかっていないようでした。
関西空港行きは午前6:55発でまだ時間はあったのに、チェックインカウンター前は長蛇の列でした。LCCを使うような人たちはホテル代を節約するので、ホテルに泊まらずにチェックインカウンター前に座り込んでいたようです。空港の施設使用料(550ペソ)が切り込みではなかったようで、カウンターで払うように指示されました。現地通貨を残しておいてよかったです。
出国審査は難なく通り抜けられましたが、Priority Passで使えるラウンジの方へ行こうとすると途中に係員がいて搭乗券をチェックしていました。ジェットスターのゲートとは離れたところにあるので、通してもらえないかもと思ったのですが、案の定追い返されて、しかも耳元でチップ、チップと囁かれました。賄賂大国フィリピンは何も変わっていないのだなと残念に思いました。
結局ラウンジは使えなかったので、売店で缶コーラ(ぼったくり空港価格の50ペソ)を2本買って喉の渇きを癒やしました。Priority Passのラウンジはこのようにゲートが離れているとかで同じターミナルでも使えないことがあり注意が必要だと思います。
関西空港までの飛行時間は3時間40分と短く、うとうとしていたらあっという間に着いてしまいました。(終わり)
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