マニラからアンヘレスへはたくさんのバス会社がありますが、今回使ったのはファイブ・スター(FIVE STAR)というバス会社です。ファイブ・スターのバスターミナルはパサイにあるので、ホテルのあるマラテからタクシーで移動しました。
マニラのタクシー運転手は本当にクズばかりで、ぼったくられるのが嫌いな私はこれまで何度も怒鳴り合いの喧嘩をしてきました。しかし、あれだけ派手にやってよく刺されなかったなと今では反省しています。身の安全のためにはトラブルを穏便にすませることも必要です。
幸い今回パサイまで乗ったタクシーの運転手は大当たりのいい人でした。マニラではタクシーに乗らないとどこにも行けないので、これまで数え切れないほどタクシーを利用してきましたが、まともな運転手に当たることは珍しいです。
さて、マニラでタクシーに乗るときは運転手にどのくらいチップをあげればいいでしょうか?これには人によってかなり差があるようですが、フィリピン人が面倒くさがりであることをヒントに考えればわかります。面倒を回避する金額にすればいいのです。
例えば、運賃が92ペソだとしてちょうど92ペソを払うと運転手さんには受け取るのも数えるのも面倒です。そういうときは切りのいいお金を渡してお釣りをあげればいいでしょう。100ペソ札を渡してさっさとタクシーを降りるのがいいです。
それでは85ペソだったらどうでしょうか?50ペソ札、20ペソ札、20ペソ札で払うという手もありますが、100ペソ札を渡してタクシーを降りるのもいいと思います。100ペソちょうどだったらどうでしょうか?そのときは100ペソ札を出せばいいと思います。それでは運転手さんがかわいそうと思うなら100ペソ札と10ペソ硬貨とか100ペソ札と20ペソ札をあげてもいいでしょう。
マニラのタクシーでは運転手さんからお釣りをもらうのはあきらめて、チップとしてあげるくらいが適度でスマートだと思っています。ただ、お釣りが必要なときでも、もらえるかどうかはわからないので、タクシーに乗るときはやはりある程度小さいお金を持っておいた方がいいでしょう。
話を旅行に戻すと、パサイからアンヘレスのダウ(Mabalacat Bus Terminal)までエアコンバスで150ペソでした。バスの切符は車内で車掌さんから買います。スピードは遅かったのですが、無料WiFiもあって快適な旅でした。
バスターミナルではマニラとは言わずにパサイと言った方がいいです。マニラ首都圏はとても広いので、マニラではどこなのかが曖昧になります。同様にアンヘレスではなくダウ(たぶん「ウ」の方にアクセント)と言った方が確実です。
ダウのバスターミナルからフィールズ通りのホテルまではトライシクルで100ペソが相場です。150ペソなどと言ってくるドライバーは無視しましょう。ただ、フィリピンの物価を考えると100ペソでも高いと思います。たいした距離ではなさそうなので、バスターミナルからフィールズ通りまで歩いてみることにしました。その前にバスターミナルのそばのChowking(超群)でワンタン麺とハロハロを食べて腹ごしらえです。
ダウからフィールズ通りへはマッカーサー・ハイウェイを南に20分くらい歩いたら着きました。下の写真のゲートをくぐるとすぐです。トライシクルのドライバーが声をかけてくるのを振り切るのがたいへんですが、十分歩ける距離だと思います。
今回泊まったのはフィールズ通りの奥にあるDevera Hotelでした。部屋は狭いのですが、コストパフォーマンスの高いホテルだったと思います。ただ、部屋の中に小さなゴキブリがいたのが残念でした。フィリピンではこのくらい仕方のないのかもしれません。
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