ラロトンガ島には特に見るべきものは何もなく、きれいな海で泳ぐことだけが楽しみでした。ところが、この旅では毎日雨ばかりだったので、やることがなくて時間を持てあましてしまいました。インターネットでもできればよかったのですが、100MBで10NZドルと非常に高額なので、それもできませんでした。ラロトンガ島はYouTubeを見るなんて夢のまた夢という世界です。
ラロトンガ島ではレストランやスーパーマーケットの食料品も離島なので高くなってしまいますが、イースター島などに比べればまだ物価はマイルドです。物価の目安としてはラロトンガ島の中心アバルアにあるスーパーマーケット(FOODLAND)でコーラの350ml缶が2NZドルで、だいたい日本の1.5倍くらいと思っていたらいいようです。
価格がお手頃だったので昼食のために毎日通っていたのが、プナンガ・ヌイ・マーケットにあるバイト・タイム・カフェでした。ここは海の幸の定食が10~15NZドルとかなり安くてお得です。お昼時にはお客さんでいっぱいになっています。ココナツジュースは4NZドルです。
下の写真の上から、IKA MATA/SASHIMI COMBO(11NZ$)、CARPACCIO(10NZ$)、CATCH OF THE DAY
- YELLOW FIN TUNA(12NZ$)、NU -
COCONUT(4NZ$)です。チップも特にいらないので、コストパフォーマンスが高いのですが、残念ながら夕食時の営業はなかったです。このお店の特製ソースが甘くて甘くて、これを醤油にしてくれたらどれだけいいかと思いました。
ラロトンガ島にはバスが走っているのですが、1回乗ると5NZドルと非常に高いです。往復8NZドル、1日パス16NZドル、10回回数券で30NZドルというのもあります。この中では10回回数券(下の写真)が最もお得だと思いました。バスの切符は回数券も含めて車内で買うことができます。
バスはアバルアのクックス・コーナー・モールから時計回りと反時計回りのバスが出ています。「自動扉」などと日本語が書かれた日本の中古バスも走っています。クック諸島は日本と同じ右ハンドルなので、日本の中古車はちょうどよいのでしょうね。
さて、ラロトンガ島でいちばん有名なのはムリ・ビーチですが、砂浜が小さくてそんなにいいビーチとは思えませんでした。ここはさながらホテルのプライベートビーチのようになってしまっているので、この近辺のホテルに宿泊していないと使いにくいビーチでもあります。
島の西側と南側にもあまり人のいないビーチが点在しているので、ここへ行くのがいいと思いました。特に島の西側ブラック・ロックの南にあるビーチがお勧めです。ここへ行くにはEdgewater Resort & Spaというホテルでバスを降りるといいです。
アラロンギ村にはクック諸島キリスト教会という有名な教会がありますが、特におもしろいところではなかったです。ラロトンガ島を楽しむならやはり海しかないのですが、雨が降ったら何もできなくて最悪な滞在になるという覚悟だけはしておいた方がいいと思います。
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