2014年5月11日日曜日

福岡空港から出雲空港へ

昨日福岡空港の回転台に出てこなかった荷物が上海で見つかったとのことで一安心でした。松江まで直接送ってもらうことにしました。

福岡空港では第二ターミナルで出雲行きのJAC便にチェックインしたのですが、第一ターミナルからの出発だと言われました。でも、ラウンジを使うなら第二ターミナルのラウンジを使って下さいとのことでした。

福岡空港のサクララウンジは窓がなくてがっかりでしたが、ビールをたくさん飲みました。日本のビールサーバはボタン一つでグラスのぎりぎりまで泡と液体の絶妙な割合でビールを注いでくれるところがすごいです。しかし、同じグラスでおかわりするとあふれてしまうので、グラスは毎回毎回替えなければなりません。



第二ターミナルのラウンジを出て第一ターミナルの方へ行くと行き止まりになりました。出雲行きはどこですか?ときいたら、空港の係員さんの先導で第一ターミナルへ案内してもらえるという仕組みになっていました。この複雑怪奇な状況はいつ改善されるのでしょうね?


福岡空港が離着陸機で混雑していたため、離陸が30分遅れました。JACの飛行機はSAAB340Bというプロペラ機でした。機内では飲み物はなく飴がもらえるだけです。のどが乾くのでちょっとした飲み物だけでも出してくれたらいいのになと思いました。

出雲縁結び空港に着きました。これでマダガスカル・香港・マカオ旅行は終わりです。


香港から福岡空港へ

朝ホテルを出てMTRと空港バスを乗り継いで香港国際空港に着きました。

出発までまだ十分時間があったので空港にある味千拉麺でまたしてもラーメンを食べました。餃子とセットで50香港ドルで10%のサービス料(5香港ドル)が加算されていました。海外の味千拉麺は味の管理が十分できていないようで、国やお店によって味にはばらつきがあるように思っています。



中国東方航空のチェックインカウンターにはいつものように長蛇の列ができていました。自動チェックイン機を使ってみたのですが、最後の最後の搭乗券をプリントアウトするところで画面にエラーが出たので、やむなく行列に並びました。

1番ゲート付近にあるいつものPLAZA PREMIUM LOUNGEに行くと今度はラウンジの入り口に長蛇の列ができていてがっかりでした。ラウンジのヌードルはおいしかったです。



この日のゲートは500番台で香港で初めてのバスゲートでした。中国東方航空の上海行きのフライトは出発が1時間40分くらい遅れました。



機内食はまずまずでしたが、このフライトではビールは積んでいないということだったので、コーラを頼んだら気の抜けたぬるいコーラが出てきました。しかし、この後サプライズがあって、なんとハーゲンダッツのアイスクリームが出てきました。本物なんだろうか?と思わずにはいられませんでした(笑)。



上海での乗り継ぎ時間がぎりぎりだったのですが、機内でスチュワーデスさんからゲートに係員がいるのでついていって下さいと言われて安心しました。

しかし、ゲートの係員にコンタクトしたところ、急いで自分で行けと言われただけでした。息を切らせながら走って福岡行きの搭乗ゲートまで行ったところ、まだ搭乗は始まっておらず時間にはかなり余裕がありました。こんなことなら急がなくてよかったです。いつも楽しみにしているラウンジに行けず残念でした。


機内食はホットミールが出ましたが、全然おいしくなかったですが、青島ビールは冷えていました。


このフライトは座席の30%くらいしかお客さんで埋まっていませんでした。航空券もものすごく安いのに、これで採算が取れるのだから、中国系航空会社の運行コストはよほど安いのでしょうね。

福岡空港に着いたら預けていた荷物が回転台に出てきませんでした。上海での乗り継ぎ時間が短かったので荷物は間に合わないかもと予想しており驚きもしませんでした。

中国東方航空のフライトはQクラスだったので、デルタ航空のスカイマイルに飛行距離の0%(笑)のマイルが貯まります。

この旅はまだまだ続きます。

香港の地下鉄

香港の地下鉄は今でも新路線が開通するなどして充実度を増しています。しかし、荃湾線と東鐵線の連結がまともにできていないのはとても不便だしネットワークとしては未完成だなと思っています。


さて、香港の地下鉄路線図で太子駅の中にUの時、旺角駅の中に斜線が入っていますが、これの意味するところはUは反対方向の乗り継ぎが同じプラットフォームででき、斜線は同一方向の乗り継ぎが同じプラットフォームでできるという意味です。


例えば、中環から九龍塘へ行くときは同じ方向の列車に乗り換えるので旺角駅で乗り換えが便利になっています。太子駅まで乗ると乗り換えが面倒になります。九龍塘から深水埗へ行くときは逆方向の列車に乗り換えるので太子駅での乗り換えが便利になっています。

香港の地下鉄は昔からこのシステムを運用しており、実際にとても便利なのでよく考えられているなと思います。

この旅はまだまだ続きます。

極楽香港

足マッサージはタイにはたくさんお店がありますが、素人のおねえさんが小遣い稼ぎにやっているろくでもないところばかりです。中国本土でもときどき行っていますが、満足したことはありません。世界で最も足マッサージのレベルが高いのは間違いなく台湾です。台湾に行ったら毎日のように足マッサージ屋に通っています。

香港にもたくさんの足マッサージ屋がありますが、この業界は当たり外れが大きいので事前にしっかりリサーチして店を選ぶ必要があります。中環にある知足樂(HAPPY FOOT)というマッサージ屋さんがネットで高い評価を受けていたので行ってみることにしました。

このお店は中環駅のD2出口から徒歩3分くらいのところにあります。世紀廣場(Century Square)という入口を入るとエレベーターがあるだけのそっけないビルの19階です。




足マッサージの料金は50分で198香港ドルと香港では若干高めで、割引クーポンなども出していない強気な価格設定でした。その代わりに足マッサージのレベルは最高に高く、台湾のお店にも負けないレベルでした。客層は香港在住の外国人ビジネスマン、ビジネスウーマンみたいな人が多かったです。

台湾では足裏のツボを押してもらえて気持ちがいいのですが、ここは足全体をマッサージするという感じで最初はちょっと残念に思っていました。しかし、終わった後は足が軽くなり今までちょっと窮屈に感じていた靴がスカスカになったことに驚きました。きっと、足のむくみがなくなったのでしょう。マッサージをしてくれたおばさんに20香港ドルのチップをあげたら喜んでもらえました。

この足マッサージ屋のあるビルの3階には日本の一風堂があり、お腹がへっていたのでラーメンを食べることにしました。赤丸新味は68香港ドルで、15香港ドルの替玉をしました。レジで支払いをすると10%のサービス料がかかって合計91.3ドルと香港にしては結構高いなと思いました。それでもお店の中はお客さんでいっぱいで、香港の日本食ブームが高まっていることが伝わってきました。



香港では久しぶりにビクトリアピークに行ってみようと思っていたのですが、残念ながら雨だったので止めました。

この旅はまだまだ続きます。

香港は雨だった

香港国際空港からホテルへはAirbusという2階建ての空港バスで移動しました。エアポート・エクスプレスを使っているのはほとんど外国人ばかりで、地元の人たちは安いバスを使っていると思います。


エアポート・エクスプレスだと中環まで100香港ドルもするのに対して、空港バス(E42)なら大圍鐵路站まで乗ってもたったの13.9香港ドルで、そこからMTRで沙田圍駅まで行き、ホテルまで10分くらい歩きました。香港は雨で持ってきていた折りたたみ傘が初めて役に立ちました。

香港は「車に優しい都市」で歩行者は歩道橋を渡ったりトンネルをくぐったりしないと道路を横断できないことが多々あります。道路を渡るのに階段があるのが荷物を抱えているとつらいなと思いました。

今回香港で泊まったのはRegal Riverside Hotelです。香港はホテルがとても高いことで有名ですが、このホテルは新界(New Territories)の高層マンションの建ち並ぶ住宅街にあって、駅までもちょっと遠く街へ出るには不便な代わりに宿泊費はとても安いです。


ちなみに、このホテルから中環まで出ようとすると地下鉄4本に乗らなくてはならず、ホテルを出てから1時間近くかかります。

このホテルはやや古びていますが、施設自体はきれいに保たれており、特に問題はありませんでした。部屋は特に特徴はないのですが、香港とは思えないような広い部屋でした。無線LANは客室内で無料で使えました。バスタブもありました。現在改装工事が進んでいるので、いずれ客室もきれいになるでしょう。



ホテルの周囲にはセブンイレブンやスーパーのwellcomeや安くておいしそうな食堂・レストランがたくさんあって不便はありません。

ホテルにチェックインすると500香港ドル(あるいはクレジットカード)のデポジットを要求されます。現金で払った場合にはチェックアウト時に忘れずに回収しましょう。

この旅はまだまだ続きます。

アンタナナリヴから香港へ

モーリシャス航空の飛行機はアンタナナリブを定刻より20分遅れて出発しました。モーリシャスでの乗り換え時間が1時間5分しかないので乗り継ぎができるかどうか心配でした。

離陸中にもイスラム教のおなばちゃんが「サラマリクン」「インシャアッラー」と携帯電話で話しているのにあきれてしまいました。モーリシャス航空のキャビンアテンダントも見て見ぬふりで、こういう国の人たちの安全意識の低さにはいつも驚きます。

機内食は全然おいしくなかったです。モーリシャスのビールが飲めたのが救いでした。



モーリシャスでは乗り換え時間が45分しかなく、しかも沖止めだったので移動に時間がかかり、乗り換えなのに入国審査があるのでたいへんでしたが、長い行列はなかったので間に合いました。ただし、エア・モーリシャスのラウンジに行くことはできませんでした。

モーリシャスで乗り継いだ香港行きのフライトは中国人の団体観光客でいっぱいでした。モーリシャスは中国人はビザ免除なんでしょうかね?

この後出てきた夕食はモーリシャス人が考えたのではないかと思われる変な中華料理で、朝食はやはりまずいコールドミールでした。



機内食など細かい問題は多々あるものの定時運行ができるエア・モーリシャスのレベルは高いと感じました。おそらくはエールフランスがハード・ソフト両面でバックアップしているのではないかと思っています。

それに比べてエア・マダガスカルは遅延や欠航が多くまともに飛んでないようです。定時運行を行っているかどうかは、その航空会社の安全性を測る指標になると思っています。マダガスカルに行くならエア・マダガスカルは止めた方がいいでしょう。

エア・モーリシャスのフライトはVクラスだったので、エールフランス・KLMのFLYING BLUEに飛行距離の50%のマイルが貯まります。

この旅はまだまだ続きます。

追記 このマイルは加算されませんでした。そのいきさつはこちら

最後の最後に空港でぼったくられた

ホテルの近くでタクシーを見つけて順調に空港に向かいました。タクシーのドライバーに40,000アリアリを提示したら大喜びで行ってくれたので、もう少し叩いてもよかったかもしれません。

空港に着いた時点で残金は50,800アリアリでした。これを最初に両替した良心的な両替屋に持って行ったところ50USドル相当以上ないと再両替はできないと「地球の歩き方」に書かれていたとおりのことを言われました。

空港で使ってしまおうにもお土産物屋には欲しいものは何もなく、しかも価格は市中の数倍もするぼったくりです。制限エリア内のお店ではアリアリは使えないそうです。

そこで、セディナカードで80,000アリアリをATMから引き出して(50USドル相当以上にしてから)再度同じ両替屋に行ったところ、100ドル札しかないとあっさり却下されました。最初からそれを言えと思ったのですが、英語はほぼ通じない国なので後の祭りです。

両替屋はあきらめてBNI MADAGASCARという銀行に持って行ったらレートは出ていませんでしたが、1ドル=2,420アリアリ(銀行員の電卓の画面をこっそり見ていました)で両替してくれました。



しかし、渡されたのは50ドルだけでした。このレートで計算すると54ドルになるはずですが、1ドル札など銀行にはないようで4ドルは端数として接収されてしまいました。ここで両替できないとたいへんなことになるので、文句も言えず泣き寝入りになってしまいました。

マダガスカルでは空港へ行くタクシー代のみを残してアリアリは完全に使い切るべきです。空港での再両替に期待してはいけません。最後の手段としては空港のロビーでうろうろしているヤミ両替屋で替えるというのがあります。最後の最後の手段は帰国後ヤフオクでアリアリを売ることです(笑)。

モーリシャス航空のカウンターでチェックイン後、出国審査に向かう途中で航空券とパスポートのチェックがあるのですが、そこで荷物の重さを量られて重量オーバーだと言われました。荷物の重量は11kgでした。

空港の係員はパリ行きのフライトならこれでもいいと言うので、香港まで乗り継ぎで行く長距離フライトだから問題ないとごり押ししてそこは突破しました。どうやら賄賂を要求していたようです。

出国審査に必要な出国カードがなかったので、先ほどの空港職員に尋ねたらポケットから出してくれました。しかも、親切そうに記入してくれようとするので慌てて止めました。案の定、アリアリを要求してきましたが、さっき銀行に没収されてしまい本当に残っていなかったので、「ない」と言うとあきらめて去っていきました。

アンタナナリヴの空港は両替の罠あり空港職員の賄賂要求ありで、帰国時はかなりハードルが高いと思いました。プライオリティ・パスで使えるラウンジがなかったので待ち時間がとてもつらかったです。

この旅はまだまだ続きます。

2014年5月8日木曜日

アンタナナリヴのお勧めレストラン

お金さえ出せばおいしいものが食べられるのは当たり前です。安くておいしいところをいつも探しています。

アンタナナリヴには外国人観光客の多い高級レストランもたくさんありますが、ローカルの客しかいないふつうのレストランでものすごくおいしいところがあり、何度も通ってしまいました。このレストランの名前は「Quick delice」です。


ここで食べたゼブ牛のステーキはこれまで食べた中でも最高の味でした。肉が軟らかくて絶妙なソースとスパイスがかかっています。このステーキのセットが9,000アリアリと日本円で400円くらいでした。


お隣のテーブルの人が注文していたヌードルが食べたくなって注文してみたのですが、これもとてもおいしかったです。7,000アリアリでした。


後日ワンタンスープも食べました。


このレストランはビール(THB)の大瓶が4,000アリアリと若干高いのが玉に瑕ですが、スイーツもおいしそうだったので、下の地図を見てぜひとも行ってもらいたいです。


この旅はまだまだ続きます。

アンタナナリヴの街歩き

アンタナナリヴは略称でタナとかタナナリヴと呼ばれます。標高が1,400m程度と高いため、夜間早朝はとても寒いです。昼間は温暖で過ごしやすいです。

この街はとても坂が多くどこへ行くにも上がったり下がったりしなければなりません。街歩きは実はとてもたいへんです。


アンタナナリヴには鉄道駅がありますが、列車はほとんど走っていないようです。一度乗ってみたいとは思いました。


携帯電話は広く普及していますが、昔ながらのストレート端末ばかりで、新しいスマホなどを見かけることはありません。SIMカードも簡単に買えるようですが、マイクロSIMが手に入りませんでした。マダガスカルで携帯電話を使われる方は必要でしたらSIMカッターを持ち込むことをお勧めします。


この街には不思議とはんこ屋さんが多いです。街角ではフランスパンが売られていますが、パサパサでおいしくはありません。柿やサボテンの実やいちごなども路上で売られていました。






野菜から日用品から衣料品からお土産まで何でも売っているアナラケリーマーケットはとてもおもしろいです。SHOPRITEという近代的なスーパーマーケットも近くにあり、飲み物などが安いので、ぜひとも利用すべきだと思いました。



女王宮にも行ってみたのですが、丘の上にあるので歩いて行くのはたいへんでした。1995年11月に火事で焼けたそうで、建物の骨組みしか残っておらず、その中に入ることもできず全然おもしろくありません。こんなところで入場料10,000アリアリというのはぼったくりがひどいと思いました。ガイドが勝手について来ますが、早めに振り払った方がいいと思います。この宮殿は高台にあるので見晴らしだけはよかったです。



アンタナナリヴの治安が悪いとあちこちに書かれていたので心配していたのですが、予想以上にいいと思いました。ただし、独立大通り、アナラケリーマーケット、独立広場へ上がる階段、独立広場周辺は気をつけた方がいいようです。夜間出歩くのは控えるのはもちろんですが、昼間でも周囲には気を配りポケットに貴重品を入れて歩いたりしないようにしたいです。一方、マダガスカルの地方都市は平和です。

この旅はまだまだ続きます。

2014年5月7日水曜日

アンタナナリヴへの帰路

ムルンダヴァのタクシーブルース乗り場は「地球の歩き方」の地図とは微妙に異なる場所にあります。最近移転したのではないかと思われます。

アンタナナリヴまでのタクシーブルースのチケット(ホテルからタクシーブルース乗り場までの送迎付き)をガイドのソニーから40,000アリアリで購入しました。ソニーにはムルンダヴァではたいへんお世話になりましたが、嘘つきで不誠実なので全面的に信用しない方がいいと思います。毎朝ムルンダヴァのタクシーブルース乗り場で獲物(特に日本人)を探しているので、ガイドと車が必要ならがんがん値切って利用して下さい。写真中央がガイドのソニーです。


ムルンダヴァは木材加工業も盛んなようで、この地域で作られたと思われる椅子がお隣のタクシーブルースに積まれていました。


アンタナナリヴ-ムルンダヴァ間のタクシーブルースのチケットは定価があるようで全くありません。「地球の歩き方」には50,000アリアリとありますが、実際には40,000アリアリ前後で、30,000アリアリからあります。客引きなどから購入すると彼らの収入が上乗せされてしまうので、正規の窓口から複数社を競わせて購入した方がいいでしょう。

タクシーブルースは朝9:30に出発の予定でしたが、発車したのは10:00頃でした。アンタナナリヴからムルンダヴァへ行くタクシーブルースは午後に出ますが、ムルンダヴァからアンタナナリヴへ行くタクシーブルースはすべて朝に出発します。

途中客や荷物を積み込んだり警察や軍などの検問で止まったりして、行きと同じ16時間を要しました。ただ、窓際の席さえ確保できれば車窓の風景を楽しめるので思ったほど退屈はしませんでした。

途中の路上で行われていた市場の風景です。女性が顔に塗るタバキの原料が売られていました。ガイドはバオバブの樹皮だと言ってましたが、そのようには見えないです。





アリ塚らしきものがたくさんあるサバンナを過ぎていきます。


こういう検問所が随所にあって、たびたび長時間の停車を強いられました。


夕暮れの風景です。アフリカの夕焼けはきれいだなと思いました。このあたりから標高も高くなりだんだん寒くなってきました。


チキンとライスの晩ごはんです。ライスが山盛りで食べきれないのに、おかず(チキン)は少ししかないというのがマダガスカルの大衆食堂の典型的なメニューです。味の方は素晴らしくおいしくて、たったの2,800アリアリでした。


もう少しでアンタナナリヴに到着というところでタクシーブルースが道端に止まりました。我々の前を走っていた1台のタクシーブルースがパンクで止まっていたので、我々のドライバーがライトを当ててタイヤの交換作業を助けています。同業者同士でこういうことをするんですね。ちょっと感動的でしたが、真っ暗で寒い中無駄に時間を過ごさないといけない客にとってはうれしいことではなかったです。


アンタナナリヴのタクシーブルース乗り場に着いたのは深夜2:00近くでした。誰も車から降りないのでおかしいなと思ったのですが、車内で仮眠させてもらえるシステムになっていました。車を降りたのはタクシーブルース乗り場に人が増えて騒がしくなってくる4:50頃でした。

この時間外はまだ暗いのでまだまだタクシーブルース乗り場で時間をつぶさなければなりません。徹夜明けで疲れているのに砂埃の舞い悪臭のするタクシーブルース乗り場で時間をつぶすなんて言葉にならないほどつらい時間でした。どうしてタクシーブルースはこんな中途半端な時間に走るのだろうかと疑問に思ったのですが、盗賊の出る危険地帯を明るいうちに通過するためではないかなと思われます。

こういう過酷な旅をしないためには途中のアンツィラベで降りて、そこのホテルで1泊するのがよいのではないかと思いました。

夜が明けてからタクシーブルース乗り場の食堂でビールを飲んでタクシーでホテルに向かいました。タクシー料金は15,000アリアリとのことでしたが、一声で10,000アリアリになりました。

この旅はまだまだ続きます。