アラミノスからバギオで1泊して棚田で有名なバナウエへ行くことにしました。アラミノスの中心部にあるNEPO MARTの前からUV EXPRESS社のバン(60ペソ)でDagupanという町へ行き、そこでバギオ行きのバン(115ペソ)に乗り換えました。
バギオではCITY CENTERホテルというありがちな名前のモダンなホテルに泊まりました。バギオに来たのは10年ぶりの2回目だったのですが、バーンハム公園、バギオ大聖堂、SM Baguioに再び行ってみました。SM Baguioが当時からほとんど何も変わっておらず、今ではとても古くさいものになっていることに驚きました。
バギオからバナウエへは昔はなかったITTAG TRANSPORT SERVICE COOPERATIVEのバン(330ペソ)が毎日7便出ているようでした。8:30の便に乗りたかったのですが、当日の早朝に電話したところすでに満席とのことだったので10:30の便で行きました。電話で予約した時点で座席も確定しました。バンは便利なのですが、大きな荷物は積めないので、そういうものがある場合はバスで行くしかありません。
バナウエまで6時間の道のりなのですが、途中山の中を走っている間は携帯の電波もつかむことができず、揺れるので読み物もできず、かなりつらかったです。後部座席だと車酔いするので、前方の座席が絶対によいと思います。ドライバーは2人いて途中で交代になりました。
バナウエにバスで着くと観光客は20ペソの環境税を払う必要があるらしいのですが、バンで着くと徴収する人がいなかったので払う必要はありませんでした。ここからAirbnbで予約していた宿にはトライシクルで100ペソでした。途中、ドライバーが20ペソ札に描かれた棚田の場所があるといって止まってくれました。フィリピンの昔の1,000ペソ札にもこのあたりの棚田が描かれていたようです。このドライバーが翌日1,000ペソで有名な棚田のあるバタッド村へ行ってくれるというのでお願いすることにしました。
バナウエの宿は陽気なトニーさんが夫婦で運営しているバラックのようなところで、有名なビューポイントの真下にあった。荷物を持って長い長い階段を降りると、そこに宿があった。この宿には水シャワーしかなく、隣の部屋とは薄い板で仕切られているだけなので音も完全に筒抜けだった。Airbnbを見る限り欧米人の評価はとても高い宿なのすが、日本人的にはここにまた泊まりたいとは思いません。
トニーさんがどうして日本人はここに来ないのかと尋ねてきましたが、こんな過酷な環境では軟弱な日本人は誰も来ないと思いました。ただ、この宿はニューポイントの真ん前にあるので、朝や夕の景色はなんとも素晴らしいものがありました。
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