イスタンブルからブルサへはバスで移動することにして、空港から地下鉄でオトガル(バスターミナル)へ行きました。アクビルという昔買ったボタン電池型の乗車券は使えなくなっていたので、Suicaのようなイスタンブルカードを自販機で買いました。このカードは10TLでしたが、そのうち6TLがデポジットとなっており、4TL分しか使えません。このカードは複数人で使えるということなので、どういう仕組みなのだろうと疑問に思っていたのですが、地下鉄の改札は乗車口にしかないので、1人が改札口を通ったら、次の人にカードを渡して、その人が通るという単純な方法でした。
イスタンブル・ブルサ間の移動にはNilüferという大手のバス会社を使いました。ブルサまでの運賃は35TLと安かったです。ゆったりとした3列座席で個人用モニターまでついていましたが、運悪く壊れていて使えませんでした。USB端子もあったのでスマホを充電しようとしたのですが、これもやはり壊れていました。イスタンブルは渋滞がすさまじいので都心部を抜けるのに時間を要していました。
さて、このバスの運転手さんの運転が荒かったようで、途中で乗客が騒ぎ出し、運転手さんと口論になってたいへんなことになりました。そのせいなのかどうかわかりませんが、運転手さんは途中のアタシェヒル(イスタンブルのアジア側)で交代になりました。その後、お茶とスナックが出てきましたが、コロンヤ(香水)は出てきませんでした。最近のトルコのバスはコロンヤは止めてしまったのでしょうかね?
その後、バスはフェリーに乗せられ海を渡りました。遠目に建設中の大きな橋(イズミット湾横断道路/オスマンガーズィ橋)が見えていましたが、この橋が完成したらこのフェリーはなくなるのだろうと思われます。ブルサのオトガルへは6時間ほどで到着しましたが、イスタンブルの都心部で渋滞に巻き込まれたので、スケジュールよりも2時間くらい長くかかりました。
トルコのオトガルではバス会社のセルヴィスという街へ行く送迎車が出ているのが普通ですが、大都市ブルサではそういうものはないようです。ブルサ工科大学の学生さんがお迎えに来てくれて、ブルサ森林管理署に併設されたゲストハウスに連れて行ってもらいました。この宿は宿泊料が無料で朝食もついていました。
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