2014年11月28日金曜日

スワンナプーム国際空港近くのホテル

帰国のデルタ航空便は朝6:55発なので空港のそばのホテルに泊まることにしました。スワンナプーム国際空港に直結したノボテルが便利ですが、ここはとても高いので、以前泊まったことのある「Silver Gold Garden Suvarnabhumi Airport」にしました。

ここは1泊2,000円くらいでとても安いのですが、前回の経験ではバンコクのタクシードライバーは絶対に知らないので、道に迷ってたいへんなことになります。そこで、エアポート・レイル・リンクのCITY LINEでラート・クラバン駅で降り、地元のタクシーに乗ることにしました。しかし、案の定タクシーの運転手はホテルの場所を知りませんでした。


こんなときのためにGoogle地図にホテルの場所を落としたものをプリントアウトして持ってきていました。スマホのGPSを使ってホテルのそばで下ろしてもらいました。ところが、その周辺にはホテルらしきものは全く見つかりませんでした。一度来たところなので明らかにここではないとわかりました。

実はこのホテルの公式ホームページにある地図が間違っていて、これを信じていたので、正しいホテルの場所からかなり遠いところでタクシーを降りてしまったのです。おかげでホテルを探して30分くらい歩かなければなりませんでした。

下がその地図なのですが、左側の絵地図は正しいです。ただし、このホテルの周辺の人でないと、これがどこなのかわからない使えない絵地図になっています。右下のGoogle地図は完全に間違っています。ホテル予約サイトやTripAdvisorなどあらゆるサイトがこれを信じて間違ったホテルの位置を地図に表示しています。


これはつまりホテルのオーナーやスタッフ自身もホテルの場所を地図上に示せないということなのです。タイ人は地図が本当に苦手で、タクシーの運転手に地図を見せてもわかってくれることはまずありません。実は世界の中でも日本人ほど地図を見るのが得意な国民はいないのではないかというのが私の持論です。

このホテルの正しい位置を下記の地図中に示しておきます。タクシーを降りるときはスマホのGPSを使ってこの場所で降りて下さい。



さて、荷物を引きずってようやくこのホテルに辿り着いてチェックインしました。翌朝4:30の空港行きシャトルを予約しようとしたら150バーツと言われました。なんと、宿泊費には送迎が含まれていなかったのです。タクシーでもこの半額で行けそうな距離なのに150バーツはいくらなんでもぼったくりだと思いました。しかし、早朝にタクシーがつかまらないと怖いので、やむなく150バーツを払いました。モーニングコール(和製英語)を4:00にお願いしました。

前回もそうだったのですが、このホテルではボーイがすぐに近づいてきて、レセプションで勝手に鍵を受け取って荷物を無断で奪って部屋まで運んでくれようとします。これは部屋の前でチップを暗に要求されるといういつものパターンです。私はそういうのが大嫌いなので、ボーイから鍵と荷物を奪い返して自分で部屋に行くから来なくていいと主張しました。

しかし、このボーイはなぜか私の後をつけてきます。そして部屋の鍵を開けて部屋に入るやいなや走り寄ってきて部屋のブレーカーを上げてくれました。このボーイが来てくれなかったら部屋のブレーカーが落ちていたので電気をつけることもできませんでした。チップはあげませんでしたが、ボーイにお礼は言っておきました。このホテルでは基本チップをあげないと、どうにもならないということは知っておいた方がいいでしょう。

このホテルの部屋ですが、安ホテルにしては広いし清潔だし周囲にはコンビニやら屋台やらたくさんあって飲み食いにも困らないしで決して悪いホテルではありませんでした。無料の水のペットボトルも2本あります。エアコンがありホットシャワーも使えて冷蔵庫もあります。


翌朝3:58にモーニングコールが鳴りました。シャトルは4:30発ですが、4:13には催促の電話がかかってきました。ボーイが部屋に来て部屋のミニバーなどのチェックもされます。シャトルはおんぼろワゴン車にすし詰め状態でした。これで150バーツというのはあまりにあまりにひどいです。このホテルに泊まるときは送迎付きプランを選んだ方が安上がりになるでしょう。(続く)

0 件のコメント:

コメントを投稿