成田空港からヘルシンキへ

成田空港からヘルシンキへはJAL413便で行くことになっていました。このフライトは成田を午前10:30に出発しますが、これが今回の大問題でした。

成田空港のサクララウンジでは午前10時から世界一おいしいと言われるビーフカレーが出ます。しかし、ヘルシンキ便はフライトの時間が早いので食べられないと思われるのです。そこで、午前10時前に飛行機が出発する本館ラウンジからサテライト側のラウンジに移動する戦略をとったのですが、これが大失敗でした。サテライト側にあるサクララウンジにはビーフカレーは出ませんでした。今回食べることができたのは本館ラウンジの辛子めんたいだけでした。

JALの機内食はエコノミークラスなのにとてもおいしかったです。ビーフカレーが食べられなかったショックもしだいに和らいできました。ハーゲンダッツのアイスクリームも出てきました。

機内で見た映画は「（500）日のサマー」「WOOD JOB!（ウッジョブ）～神去なあなあ日常～」「相棒－劇場版III－巨大密室！特命係　絶海の孤島へ」「チーム・バチスタFINAL　ケルベロスの肖像」でした。

ヘルシンキ到着前のお食事でくまもんが出てきて驚きました。これは熊本名物の太平燕なのだそうです。こういう試みは日本人にはおもしろいのですが、JALは外国人が飛行機に乗っていることを忘れているのかなと思わなくもありません。こういうのを喜ぶ外国人はあまりいないと思われます。やはり、JALは日本人の日本人による日本人のための航空会社なのでしょうね。

赤ワインも（エコノミークラス）なのにおいしくて驚きました。食事もワインも近年乗ったエコノミークラスの中でいちばんよかったと思いました。自民党の激しいいじめに遭っているJALですが、サービスはがんばっているなと思いました。

お腹いっぱいになってくつろいでいるとヘルシンキが近づいてきました。4本目の映画を最後まで見られるか不安でしたが、なんとか見ることができました。

ヘルシンキの空港では出発フロアにある売店で、プリペイドSIMカード（Saunalahti）を買いました。本体4.9ユーロで追加チャージ10ユーロ、計14.9ユーロでした。

その後到着フロアに戻ってフィンエアーのバスでヘルシンキ駅に向かいました。フィンランドへ来たのは10年ぶりだったのですが、ヘルシンキの景色はあまり変わっていないなと思いました。