2015年7月25日土曜日

クラビ周辺の4島ツアーに参加した

クラビの現地ツアーでは定番の4島ツアーに参加しました。前の晩にホテル周辺の旅行会社を巡ったのですが、最初に行ったところは600バーツ、次は500バーツ、その次は400バーツと安くなっていきました。結局400バーツのツアーに参加することにしました。

ただ、2015年6月18日より4島ツアーに参加すると、ツアー料金に加えて1人400バーツの国立公園入園料が現地で徴収されるようになったと告げられました。これは外国人価格なので、タイ人ならば入園料はこれよりもかなり安いようです。

翌朝出発時間と言われた8:30よりもだいぶん前からホテルのロビーでピックアップの車を待っていたのですが、なかなか来なくて忘れられたのかと思い始めた9:00頃にようやくやってきました。ノッパラッタラビーチの北西端にあるボート乗り場に着いてしばらく待たされてから乗り込んだ船はかなりぼろいものでした(写真左の白い船)。たくさんの会社が4島ツアーを催行していますが、安いツアーはいろいろ安いなりのようです。



最初に訪問したのはプラナンビーチでした。ここはアオナンビーチとも陸続きなので、「島」と呼ぶのはおかしいと思うのですが、「陸の孤島」ということなの でしょうか。水が汚いアオナンビーチから遠くはないのに、水がきれいでいいところだと思いました。ロッククライミングを楽しんでいる人たちもいました。






次に訪れたのは有名なポダ島です。ここに船が着いたときにガイドさんが国立公園の入園料として1人400バーツを集めますとアナウンスをしました。すると、このツアー参加者の多数派であるインド人のグループが怒り出しました。(ツアーの前に説明があったはずなので、支払いが必要になることは知っているはずなのに、どうして今頃怒り始めるのでしょうね。)



彼らは400バーツは払いたくないと言っていました。もちろん、私もそんなお金は払いたくないです。ガイドさんによると、船から下りなければ400バーツは払わなくていいらしく、外国人価格にはならないタイ人を除いて誰一人船から降りようとしませんでした。結局私も船から下りるのは止めました。




しかし、船を下りたとしても入園料を誰かが集めているような雰囲気はなく、ここでお金を渡していたらガイドさんの懐に入っていたのではないかという疑いもあります。船の上から美しい景色を30分くらい眺めてから船は出発しました。ここで船を降りれなかったのは本当に残念です。

次はお隣のチ キン島に着きました。ここでは昼食が用意されていました。この島は上陸しても400バーツは払わなくていいようです。ここで食べた食事は米と野菜だけのたいへん粗末なもので、泣きたくなるような悲惨な味でした。やはり、ツアー料金と食事のクオリティーも連動しているようです。




食事の後は船が出てチキン島の由来となっている鶏の首の形の岩を見て、その近くでシュノーケリングの時間になりました。海に浮かんでいるとときどき魚に体をつつかれてるのを感じました。ちょっと痛かったです。おやつにスイカが出てきました。


その後、船でタップ島に移動しました。この島でも400バーツは払わなくてもよさそうな雰囲気でした。ここで海に入るとクラゲに刺されるような痛さを感じることが何度かあり、海からはすぐに出てしまいました。






この島に着いたときには天気はとてもよかったのですが、チキン島の方から雨雲が近づいてくるのが見えました。あっという間に雨雲に覆われ激しい雨が降り出し、急いで船に戻りました。滞在時間をだいぶん残していましたが、船は出航してツアーは終わりになってしまいました。

このツアーは1人400バーツなどという法外な国立公園の入園料がなければ本当にいいツアーになっただろうにと思いました。こんな状況ではクラビは観光地としてはもう終わったなと思いました。ピピ島も今では同じように400バーツが徴収されるようになっているはずで、もう私はこのあたりに観光に行こうとは思わないです。

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