2014年9月8日月曜日

フィンランドの林業機械を見に行ってきた

フィンランドのヤムサ(Jämsä)で開催された林業機械展示会FinnMETKO 2014に行ってきました。FinnMETKO 2014で困ったのは、WEBサイトの情報が少ないことで、入場料も会場までの公共交通機関のことも何も書かれていませんでした。最寄りの駅からは歩ける距離ではなさそうだったので、レンタカー(Sixt)を予約して行ってきました。

北欧は地形が緩やかなので、林業機械展示会でも日本で使っているような架線系の機械はほとんど見られず、ハーベスタ、フォワーダといった車両系の機械ばかりが目につきました。北欧では木質バイオマスのエネルギー利用も進んでいるので、チッパーや薪割り機といった機械が数多く展示されていました。














プンカハリュー(Punkaharju)にあるLUSTOという森林博物館にも行ってきました。この森林博物館には林業機械に関する展示がたくさんあるのですが、いちばん注目したのはTimberjackとその子会社PLUSTECHによって開発された六本脚の歩行式の林業機械です。







この機械は結局普及することもなかったのですが、世界の林業機械開発史のマイルストーンであったと思っています。これ以外にもフィンランドで開発された歴史的な林業機械が多数展示されており、フィンランドの林業機械が世界の林業界に革命を起こしてきたことがわかりました。

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