林業機械展示会3日目はニュルンベルクのホテルをチェックアウトした後、乗換駅のSchwandorfのコインロッカーに荷物を預けてから会場に行きました。林業機械展示会見学後は列車でミュンヘンに戻り、ミュンヘン中央駅の近くのホテルに泊まりました。
その翌日ミュンヘン中央駅からルフトハンザのバス(10.50ユーロ)で空港へ行き、中国国際航空のカウンターでチェックインをすませました。ルフトハンザのラウンジでしばらくくつろいでから、中国国際航空の飛行機で北京へ飛びました。
機内エンターテイメントは相変わらず最悪で、日本語番組は何一つありませんでした。仕方がないので英語でディズニーのFinding Nemoを見て、韓国映画のWonderful Nightmare、タイ映画のBack to the 90sを見ました。機内食も最悪レベルでした。
北京空港のラウンジでは幸いまともな食べ物があったので、これでなんとかなりました。北京空港のWiFiが完全にダウンしていて使えなかったのにはがっかりでした。
北京空港から大阪行きの飛行機は搭乗が1時間遅れたのですが、何も理由は知らされませんでした。飛行機に乗り込んでからさらに2時間くらい飛び立つことができず、長時間機内に缶詰になりました。どうやら北京空港一帯の視界が悪かったので離陸が制限されていたようです。
関西空港へは予定より大幅に遅れて到着し、伊丹空港からの出雲行きのJAL便に間に合いそうにはありませんでした。飛行機を降りたところで、JALの職員にそのことを話したら、荷物を受け取るところで延着証明書を用意してくれて、預けた荷物も優先的に奥から見つけて引き出してもらえました。
それでも、関西空港から伊丹空港へ行くバスが少しでも遅れたら出雲行きの飛行機には間に合わないぎりぎりの時間でした。JALのスタッフにもし乗り遅れたら別の便に乗せてもらえるか尋ねたところ、それはわからないと言われました。今後はこのような別切りのチケットを買うのは止めようと心に誓いました。
結局、大阪市内の渋滞がほとんどなかったので、伊丹空港には定刻よりも若干早く到着して、無事に出雲行きの飛行機に乗ることができたのでした。
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2016年8月4日木曜日
林業機械展示会に行ってきた
ドイツに来たのは4年に一度開催されるKWF-Tagung 2016という林業機械展示会へ行くためです。レーゲンスブルクの方が近いのですが、ホテルが満杯だったのでだいぶん離れたニュルンベルクに滞在することにしました。
この林業機械展示会は自家用車で行く人がほとんど(おそらく99.99%くらい)なのですが、この展示会のドイツ語WEBサイトにはRoding駅から公共のバスで行けるようなことが書かれていました。そこで、早朝にDBの普通列車でニュルンベルクを出てShwandorfという駅で降り、そこでOberpfalzbahnという地方鉄道の普通列車に乗り換えました。バイエルン州では、DBの路線網をいろいろな鉄道会社が列車を運行しているようです。これらの鉄道会社が運行する列車にもバイエルンチケットで乗ることができます。
Roding駅に着いてバスを探したのですが、バスが来そうな気配は全くありませんでした。この駅はRodingの街の郊外にあって周囲には人気もない寂しいところでした。他にもバスを探しているドイツ人はいましたが、あきらめてタクシーで会場に行ってしまいました。どうしようかと思っていたところ、客を乗せてきたタクシーが来たので、それで会場に行きました。
ドイツは比較的英語が通じる国だと思っている人も多いでしょうが、それは都会だけで、田舎に行くと本当に英語は通じません。タクシーの運転手さんとは全く意思疎通ができなかったのですが、林業機械展示会の会場まで10ユーロで行ってくれると話をつけることができました。実際にはタクシーは林業機械展示会の会場まで近づくことができず、かなり離れた場所で降ろされてしまい、そこから会場の入口まで20分くらい歩く必要がありました。
会場の入口で入場料として現金で70ユーロを払いました。会場はEXPOというメイン会場と北エクスカーションエリア、南エクスカーションエリアで構成されていました。それらの会場は専用のバスで結ばれているのですが、このバスが非常に使いにくく、こんなことを考えた主催者の顔が見たいとすら思いました。
EXPOから南エクスカーションエリアへ行くためには、北エクスカーションエリアまでバスで移動して、そこで南エクスカーションエリアへ行くバスに乗り換える必要があるのです。しかも、南エクスカーションエリアへ行くのに北エクスカーションエリアを経由するのはただの遠回りでしかなく、異動のために多大な時間を浪費してしまいます。エクスカーションエリアでの見学にはヘルメットが必要で、持っていない人は北エクスカーションエリアの入口で10ユーロ払って購入することができました。
この林業機械展示会は広大な会場が分散していて、それらを連結するバスが不便で、移動するのに時間ばかりかかって林業機械を見る時間がほとんど確保できませんでした。説明や解説もドイツ語しかないのでほとんど理解不能で、ドイツ語圏以外から来る外国人のことは全く考えられていないイベントだったと思います。このイベントにはニュルンベルクから3日間通いました。
この林業機械展示会は自家用車で行く人がほとんど(おそらく99.99%くらい)なのですが、この展示会のドイツ語WEBサイトにはRoding駅から公共のバスで行けるようなことが書かれていました。そこで、早朝にDBの普通列車でニュルンベルクを出てShwandorfという駅で降り、そこでOberpfalzbahnという地方鉄道の普通列車に乗り換えました。バイエルン州では、DBの路線網をいろいろな鉄道会社が列車を運行しているようです。これらの鉄道会社が運行する列車にもバイエルンチケットで乗ることができます。
Roding駅に着いてバスを探したのですが、バスが来そうな気配は全くありませんでした。この駅はRodingの街の郊外にあって周囲には人気もない寂しいところでした。他にもバスを探しているドイツ人はいましたが、あきらめてタクシーで会場に行ってしまいました。どうしようかと思っていたところ、客を乗せてきたタクシーが来たので、それで会場に行きました。
ドイツは比較的英語が通じる国だと思っている人も多いでしょうが、それは都会だけで、田舎に行くと本当に英語は通じません。タクシーの運転手さんとは全く意思疎通ができなかったのですが、林業機械展示会の会場まで10ユーロで行ってくれると話をつけることができました。実際にはタクシーは林業機械展示会の会場まで近づくことができず、かなり離れた場所で降ろされてしまい、そこから会場の入口まで20分くらい歩く必要がありました。
会場の入口で入場料として現金で70ユーロを払いました。会場はEXPOというメイン会場と北エクスカーションエリア、南エクスカーションエリアで構成されていました。それらの会場は専用のバスで結ばれているのですが、このバスが非常に使いにくく、こんなことを考えた主催者の顔が見たいとすら思いました。
EXPOから南エクスカーションエリアへ行くためには、北エクスカーションエリアまでバスで移動して、そこで南エクスカーションエリアへ行くバスに乗り換える必要があるのです。しかも、南エクスカーションエリアへ行くのに北エクスカーションエリアを経由するのはただの遠回りでしかなく、異動のために多大な時間を浪費してしまいます。エクスカーションエリアでの見学にはヘルメットが必要で、持っていない人は北エクスカーションエリアの入口で10ユーロ払って購入することができました。
この林業機械展示会は広大な会場が分散していて、それらを連結するバスが不便で、移動するのに時間ばかりかかって林業機械を見る時間がほとんど確保できませんでした。説明や解説もドイツ語しかないのでほとんど理解不能で、ドイツ語圏以外から来る外国人のことは全く考えられていないイベントだったと思います。このイベントにはニュルンベルクから3日間通いました。
イスタンブルからニュルンベルクへの旅
イスタンブル・アタチュルク空港のトルコ航空のラウンジはとても豪華なのですが、朝だったので質素なトルコ風の朝食しか食べるものがなくてたいへん残念でした。どこかの隙間からスズメがたくさんラウンジの中に入っていて我が物顔で飛び回っているのにも呆れました。こんなところでは食べ物は不衛生で口に入れられないと思います。
この空港には余ったトルコリラをクーポンやポイントなどに交換できる機械があり、ぜひとも試してみたかったのですが、日本で使えるサービスはなさそうだったのでやめておきました。余ったトルコリラをどうするのかはトルコに行くたびに抱える悩みです。
トルコ航空のフライトは機内食も美味しくてとても快適でした。行きに最後まで見ることができなかった「0074スペクター」を楽しみました。
ミュンヘン空港ではDBの券売機でニュルンベルク行きの切符を買おうとしたのですが、ICE利用で50ユーロを超えており、ずいぶん高いなと思いました。ところが、2人で28ユーロという格安のチケットが出てくるので、何かの間違いではないかと思いました。近くにいた駅員さんに尋ねたところ、そのチケットでよいとのことでした。実はこのチケットはバイエルン州の普通列車に乗り放題のバイエルンチケットというものでした。
券売機から出てきたの旅程に従ってミュンヘン中央駅まで行って、そこでニュルンベルク行きの普通列車に乗ったのですが、ミュンヘン空港はバスでDBのフライジング駅に連絡しているので、ミュンヘン中央駅まで行くと遠回りになることになることに後で気付きました。
ニュルンベルク中央駅の地下にはLidlというとてもお安いスーパーマーケットがあって重宝しました。ここで食べ物や飲み物をたくさん買い込んだ後、Uバーンに乗ってEberhardshof駅で降りて、そこから徒歩5分で予約していたホテル(Best Western Hotel Nürnberg City West)に着きました。このホテルも朝食が充実していてとてもいいところでした。
この空港には余ったトルコリラをクーポンやポイントなどに交換できる機械があり、ぜひとも試してみたかったのですが、日本で使えるサービスはなさそうだったのでやめておきました。余ったトルコリラをどうするのかはトルコに行くたびに抱える悩みです。
トルコ航空のフライトは機内食も美味しくてとても快適でした。行きに最後まで見ることができなかった「0074スペクター」を楽しみました。
ミュンヘン空港ではDBの券売機でニュルンベルク行きの切符を買おうとしたのですが、ICE利用で50ユーロを超えており、ずいぶん高いなと思いました。ところが、2人で28ユーロという格安のチケットが出てくるので、何かの間違いではないかと思いました。近くにいた駅員さんに尋ねたところ、そのチケットでよいとのことでした。実はこのチケットはバイエルン州の普通列車に乗り放題のバイエルンチケットというものでした。
券売機から出てきたの旅程に従ってミュンヘン中央駅まで行って、そこでニュルンベルク行きの普通列車に乗ったのですが、ミュンヘン空港はバスでDBのフライジング駅に連絡しているので、ミュンヘン中央駅まで行くと遠回りになることになることに後で気付きました。
ニュルンベルク中央駅の地下にはLidlというとてもお安いスーパーマーケットがあって重宝しました。ここで食べ物や飲み物をたくさん買い込んだ後、Uバーンに乗ってEberhardshof駅で降りて、そこから徒歩5分で予約していたホテル(Best Western Hotel Nürnberg City West)に着きました。このホテルも朝食が充実していてとてもいいところでした。
チャナッカレとトロイを散策
ブルサのバスターミナルをカミルコッチ(Kamil Koç)のバスで夕方に出て、4時間半ほどでチャナッカレに到着しました。バスの運賃は40TLで、とても快適な旅でした。イスタンブルからブルサまで乗ったニリュファー(Nilüfer)のおんぼろバスとは大違いでした。カミルコッチもニリュファーもブルサのバス会社らしいのですが、カミルコッチの方が人気があると地元の人も言っていました。
チャナッカレの郊外のバスターミナルには夜遅く着いたのですが、サービス(セルビス)という無料送迎サービスがあったので、何の問題もなく街の中心まで行くことができました。予約していた宿に電話をしたところスタッフが迎えに来てくれて、部屋まで案内してくれました。Agodaで予約したのですが、実はAirbnbのような個人が部屋を貸している民泊だったのでした。最近こういうことが多いです。
翌日トロイ行きのドルムシュ(ミニバス)で有名なトロイ遺跡に行ってみました。ドルムシュの運賃は5TLでした。トロイ遺跡の入場料は25TLと結構な値段でしたが、石がごろごろしているだけで、何がおもしろいのかよくわかりませんでした。唯一おもしろかったのは作り物の木馬でした。意味がわかったのは円形劇場くらいしかなく、せめて博物館でもあればよいのにと思わずにはいられませんでしたが、今考古学博物館が建設中なのだそうです。
帰りのドルムシュがなかなか来なくて、炎天下長時間待つことになってしまいました。どうやら曜日によってドルムシュの本数が違うようなのです。ドルムシュの窓に2種類の時刻表が貼られていたはそういう意味だったのかとこのとき気付きました。
チャナッカレの街に戻って宿で休んでから、夜に街の中を散歩してみました。チャナッカレの人口は11万人しかいないらしいのですが、夜の街の賑わいは相当なもので、日本の地方都市も見習ったらいいのではないかと思いました。この港にはアメリカ映画「トロイ」で使われた木馬(現物)が置かれていました。カミルコッチの切符売り場があったので、翌々日朝のイスタンブル行きのバスのチケットを買っておきました。運賃は55TLでした。
翌朝フェリー(運賃は2TL)で対岸に渡ってキリットバヒル城塞へ行ってみました。フェリーを降りて500mくらい歩いてやっと城塞にたどり着いたのですが、改装工事中で中に入ることはできませんでした。帰りのフェリーは城塞のそばにある別の乗り場から乗ることができました。どうやらフェリー乗り場は2箇所にあるようです。
チャナッカレの街に戻ってきてからレストランで昼食を食べたりスーパーマーケットに買い物に行ったりして時間をつぶしました。夕方に再び港に出かけて夕暮れのカフェで空と海が暗くなるのを眺めていました。
翌日の朝イスタンブル行きのバスはチャナッカレを9:00出発でした。バスのチケットを買った時に10分前に切符売り場の前に来るように言われていたのですが、バスが来たのは8:38でした。しかも、そのバスは切符売り場の前ではなく、フェリー乗り場に止まりました。切符売り場のおねえさんのお話を信じなくてよかったです。そのバスは8:55にフェリーに乗り込み、バスに乗ったままダーダネルス海峡を渡りました。途中ぼったくりのようなカフェテリアのある休憩所に寄り、イスタンブルのエセンレル・オトガルに到着したのは14:30でした。途中ほとんど渋滞もありませんでした。
この日の朝イスタンブルの旧市街で爆弾テロが発生したようで大きなニュースになっていましたが、行き交うトルコ人はそんなことは全く気にしていないように見えました。その日は空港のそばの行きと同じMercure Istanbul Airportに泊まりました。
チャナッカレの郊外のバスターミナルには夜遅く着いたのですが、サービス(セルビス)という無料送迎サービスがあったので、何の問題もなく街の中心まで行くことができました。予約していた宿に電話をしたところスタッフが迎えに来てくれて、部屋まで案内してくれました。Agodaで予約したのですが、実はAirbnbのような個人が部屋を貸している民泊だったのでした。最近こういうことが多いです。
翌日トロイ行きのドルムシュ(ミニバス)で有名なトロイ遺跡に行ってみました。ドルムシュの運賃は5TLでした。トロイ遺跡の入場料は25TLと結構な値段でしたが、石がごろごろしているだけで、何がおもしろいのかよくわかりませんでした。唯一おもしろかったのは作り物の木馬でした。意味がわかったのは円形劇場くらいしかなく、せめて博物館でもあればよいのにと思わずにはいられませんでしたが、今考古学博物館が建設中なのだそうです。
帰りのドルムシュがなかなか来なくて、炎天下長時間待つことになってしまいました。どうやら曜日によってドルムシュの本数が違うようなのです。ドルムシュの窓に2種類の時刻表が貼られていたはそういう意味だったのかとこのとき気付きました。
チャナッカレの街に戻って宿で休んでから、夜に街の中を散歩してみました。チャナッカレの人口は11万人しかいないらしいのですが、夜の街の賑わいは相当なもので、日本の地方都市も見習ったらいいのではないかと思いました。この港にはアメリカ映画「トロイ」で使われた木馬(現物)が置かれていました。カミルコッチの切符売り場があったので、翌々日朝のイスタンブル行きのバスのチケットを買っておきました。運賃は55TLでした。
翌朝フェリー(運賃は2TL)で対岸に渡ってキリットバヒル城塞へ行ってみました。フェリーを降りて500mくらい歩いてやっと城塞にたどり着いたのですが、改装工事中で中に入ることはできませんでした。帰りのフェリーは城塞のそばにある別の乗り場から乗ることができました。どうやらフェリー乗り場は2箇所にあるようです。
チャナッカレの街に戻ってきてからレストランで昼食を食べたりスーパーマーケットに買い物に行ったりして時間をつぶしました。夕方に再び港に出かけて夕暮れのカフェで空と海が暗くなるのを眺めていました。
翌日の朝イスタンブル行きのバスはチャナッカレを9:00出発でした。バスのチケットを買った時に10分前に切符売り場の前に来るように言われていたのですが、バスが来たのは8:38でした。しかも、そのバスは切符売り場の前ではなく、フェリー乗り場に止まりました。切符売り場のおねえさんのお話を信じなくてよかったです。そのバスは8:55にフェリーに乗り込み、バスに乗ったままダーダネルス海峡を渡りました。途中ぼったくりのようなカフェテリアのある休憩所に寄り、イスタンブルのエセンレル・オトガルに到着したのは14:30でした。途中ほとんど渋滞もありませんでした。
この日の朝イスタンブルの旧市街で爆弾テロが発生したようで大きなニュースになっていましたが、行き交うトルコ人はそんなことは全く気にしていないように見えました。その日は空港のそばの行きと同じMercure Istanbul Airportに泊まりました。
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