2017年5月14日日曜日

所用によりフィリピンへ行ってきました

2017年3月に続いて再び所用でフィリピンへ行ってきました。今回訪問したのはビリラン島のナバルという小さな街です。米子空港からANAの国内線で羽田空港へ、続いて京急のアクセス特急で成田空港へと移動しました。

成田空港では激混みのANAラウンジで食事をしてから、マニラ行きの国際線に乗り込みました。GWということもあり機内は満席でした。


こちらは機内食です。おいしそうであはありますが、糖尿病なのでほとんど食べられません。ANAでは事前リクエストで糖尿病食も出ますが、昔ながらのカロリー制限食のようなので、こんなものを食べたら糖尿病が悪化しそうです。


行きのフライトでは「モアナと伝説の海」「SUDDENLY TWENTY」という2つの映画を見ました。「SUDDENLY TWENTY」は秀逸なタイ映画で、タイ映画のレベルもここまで上がったのかと思いましたが、実は有名な韓国映画「怪しい彼女」のリメイクだったのでした。


マニラでは入国審査が大混雑でこれまで見たことのないような長大な行列ができていました。入国審査官が大量に辞任したと最近ニュースになっていましたが、明らかにその影響だろうと思われました。


空港(ターミナル3)からエルミタのホテル(Red Planet Ermita)まではUBE EXPRESSの空港バスを使いました。運賃は300ペソですが、あまりに高いのでキャンペーンと称して150ペソに値下げされています。このバスでエルミタのRobinsonsまで行って、そこからホテルまでは歩きました。事前にリクエストしておけば近隣のパンパシフィックホテルに止まるようなので、次回はそこから歩こうと思っています。

Red Planet Ermitaはよいホテルなのですが、今回はシャワーのお湯がちょっとぬるくて残念でした。レセプションのスタッフはこのところいつも同じ人です。


このホテルに併設されたセブンイレブンでビールの小瓶(「San Miguel Zero」という低糖質ビール)を買ったのですが、レシートをもらうのを忘れてボトルのデポジット(1.5ペソ)を取り返すことができませんでした。デポジットのあるボトルの飲料を買うときは必ずレシートをもらわなければならないです。

翌朝エルミタのROBINSONSから再びUBE EXPRESSの空港バスでターミナル3へと戻りました。このバスはターミナル1→ターミナル2→ターミナル4→ターミナル3と巡回するので、かなり時間がかかることを予想していたのですが、日曜日で渋滞がなかったのであっという間に着いてしまい、空港で時間をもて余してしまいました。


セブパシフィック航空のタクロバン行きのフライトは珍しく定時出発で、タクロバンにもほぼ定刻に到着しました。


タクロバンではZpad Residencesというホテルを予約していたのですが、オーバーブッキングになっており、系列のHotel XyZに部屋を用意してもらいました。こちらのホテルの方がグレードが上の高いホテルなので、ちょっと得をしたような気持ちになれました。


翌日タクロバンから乗り合いのワゴン車(VAN-VAN'S TOURS)でナバルに向かいました。ナバルには新たに大型スーパーマーケットが開業していました。


事務的な手続きがあってこちらはナバルの市役所を訪問してきました。


ナバルのGlobeのお店です。携帯電話の通信が非常に遅いので相談に行ったのですが、どうしようもないと言われました。


ナバルの市場です。ナバルの人たちは野菜や魚や肉をスーパーマーケットではなく市場で買っているようです。


Jelo's Placeというナバルでいちばんおしゃれなレストランで食べたフィリピンの豚肉料理クリスピーパタ (crispy pata)です。 このレストランはWiFiあり、エアコンありで値段はそれほど高くはなく、ちょっとお金のあるお客さんで大混雑しています。


ある集落(barangay)で行われていたお祭りに行ってきました。お祭りには欠かせないフィリピン料理の子豚の丸焼き(lechon)です。


ナバルの山間部にある集落を訪問してきました。そこで、ココナツ、パイナップル、カカオをいただきました。




フィリピンでは女性は18歳(男性は21歳)で成人になり、そのときデビュー(debut)というお祝いをするそうです。ある集落で行われたデビューのパーティーに行ってみました。フィリピン人はこういう行事にものすごいお金を使うのでびっくりします。


ナバルからワゴン車(VAN-VAN'S TOURS)でタクロバンに戻りました。


この夜はZpad Residencesに泊まりました。Robinsonsのフードコートで食べた食事は高くてまずくてがっかりでした。


翌朝早朝(6:15)のセブパシフィックのフライトでマニラに戻りました。ターミナル3にあるWingsというカプセルホテルに泊まろうかと思い行ってみたのですが、滞在できる時間は7時間だけで予約はできずウォークインで空きがあれば泊まれるとのことでした。


これでは泊まれるかどうかわからないので、午前中はセブンイレブンのコーヒーを飲みながら空港で時間をつぶして、20ペソの空港バスでパサイに移動し、Hotel Sogo Pasayに泊まりました。


ここには一度泊まったことがあるのですが、部屋が不潔なので居心地は決してよくありません。ただ、空港行きのバスがすぐそばから出るので便利な立地ではあります。


この日はホテルにチェックインした後、ショッピングモールへ散歩へ行こうと思っていたのですが、外はあまりに暑く、ホテルのWiFiがそこそこ早かったこともあって、どこにも行きませんでした。

パソコンはあるのに暑さのあまりメールを読む気力すらなく、なんで先進国の多くが中緯度帯にあって赤道付近にないのかというと、そんなの赤道は暑いからに決まっていると確信しました。シンガポールを筆頭に近年低緯度帯で著しい発展が見られるのはエアコンの普及と相関があるのではないかと思っています。

ホテルを朝5時20分頃出てお隣のバスターミナルから空港行きの始発バスに乗ろうと思ったのですが、運転手さんがやってきたのは5時40分頃で、出発したのは6時ちょうどでした。この時間道路は渋滞しておらず、空港には10分で到着しました。


ANAのチェックインカウンターにはすでに長大な行列ができていましたが、スーパーフライヤーズカードが役に立ちました。SKYVIEWラウンジでたくさん食べてから、ANAの飛行機に乗り込みました。出発は定刻でした。機内は帰りも満席のようでした。



機内で見た映画は「本能寺ホテル」「相棒-劇場版IV-」でした。機内食はまずまずで、エコノミークラスなのにワインが美味しかったです。


成田空港には定刻より早く到着しましたが、沖留めでバスに乗る必要がありがっかりでした。沖留めはバスに乗るのが面倒で嫌いなのですが、飛行機を間近に見られるのは楽しみです。