2018年1月15日月曜日

台湾旅行記

1. 渡航国 台湾
2. 渡航回数 9回目
3. 渡航期間 2018年1月4日~9日
4. 航空会社 エバー航空

福岡-台北(桃園)
福岡空港からハローキティジェットで台北に向けて出発しました。搭乗券もハローキティになっていました。
チェックイン時に、ラウンジとロイヤルのレストラン(1,800円/人)を選ぶように言われたので、迷わずレストランにしました。
ロイヤルの食事に飽き足らず、プライオリティパスでラウンジを使おうとしたのですが、ちょうど営業時間外でした。福岡空港のKAL Loungeは混雑していて入室できないことも あり、あまり期待しない方がよいと思います。
KAL Loungeのすぐそばにクレジットカード会員用の「ラウンジTIMEインターナショナル」がオープンしていました。サービスレベルはほとんど国内線のラウンジと同じでがっかりでした。
エバー航空の機内です。機内はサンリオのキャラクターであふれていましたが、ハローキティ以外は見たこともないものばかりでした。「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」というアニメの機内映画を見ましたが、おもしろくなかったです。
福岡-台北(桃園)間の機内食です。ドリンクが最初からトレーに載っていたので、アルコール類は選べないのかと思っていたのですが、どうも注文した人だけには配っていたようです。それはないんじゃない?と思いました。
桃園空港に到着しました。前回訪問したときの台湾のお金がまだたくさん残っていたので両替はしませんでした。空港内のFarEasToneでSIMカードを調達しました。5日間データ通信無制限で300NTDで、通信速度もサービスエリアも問題なく、コストパフォーマンスは非常によかったです。
台北(桃園)-嘉義
桃園空港からバス(30NTD)で高鐵桃園駅へ移動して、そこから嘉義まで新幹線に乗りました。空港から駅までMRTが開通していることを知らずに、バスに乗ってしまったことに後で気づいてちょっと後悔しました。新幹線は自由席だったのですが、新竹までは混雑していて座るところを見つけるのも難しいほどでした。新竹を出た後は空席が増えていって、嘉義に着いたときにはがらがらになっていました。
高鐵嘉義駅に到着しました。もっと乗っていたかったです。
高鐵嘉義駅前のバス停です。ここから台鐵嘉義駅まではBRTと呼ばれているバスに無料で乗車することができます。
BRTに乗るときに、新幹線の切符をバスのドライバーに見せると、青いバスのチケットがもらえます。BRTは台鐵嘉義駅の裏口(後駅)に止まるので駅の正面に出るには陸橋を渡る必要があります。
嘉義・奮起湖
台鐵嘉義駅の正面です。日本の国鉄時代が思い出されるレトロな雰囲気がとてもよい感じです。
嘉義で泊まったのは、Chiayi Look Hotelでした。スタッフが親切なのはよかったですが、歩道が歩きにくいため駅から徒歩20分くらいかかり、予想していた以上に遠かったです。窓がなかったのも残念でした。朝食は一見豪華なのですが、非常にまずかったです。
台鐵嘉義駅にある阿里山森林鉄道の切符売り場は朝8時に開きます。さすがに当日朝では切符は手に入らないだろうと思っていたのですが、平日だったからかあっさり買うことができました。終点の奮起湖まで384NTDでした。往復割引はなかったです。
阿里山森林鉄道の狭い車内です。窓が汚かったのが残念です。観光列車なのだから窓をきれいにして欲しいと思いました。
奮起湖駅のそばにあった林務局奮起湖車庫では機関車も展示されていて見所満載でした。
観光案内板に「奮起湖巨木」というのがあったので歩いて見に行ったのですが、遠かった割にたいしたものではなかったです。
その後は「百年肖楠木」という肖楠木の群落を見に行きました。
奮起湖は弁当が有名なので、お昼ご飯は駅の隣の弁当屋さんで弁当を買ったのですが、実は駅からちょっと歩いたところに有名店があったらしく、そこで食べればよかったと激しく後悔しました。この弁当は高い割にあまり美味しくはなかったです。
セブンイレブンの下が奮起湖弁当の本家らしいです。次回来ることがあったら、ここで食べてみたいです。
帰りは嘉義駅の一つ手前の北門駅で降りました。
嘉義は日本と統治時代に阿里山で伐採されたヒノキを生産する林業基地だったそうです。かつての営林局の宿舎の跡地が「桧意生活村」(ヒノキビレッジ)という林業文化の発信基地になっています。ここは映画「KANO」に関する展示のあるレストランです。
夜市で賑わう文化路沿いのマッサージ屋さんです。ガイドブックにも出ていない名もない店ですが、ローカルの人が利用しているのを見て足裏マッサージを受けてみました。結果は当たりだったと思います。
阿里山森林鉄路車庫園区へ行ってみました。
阿里山森林鉄路でかつて活躍していた多数の機関車や客車の展示があります。
転車台もありました。
嘉義-台北
新幹線は使わずに在来線の特急(自強号)で台北へ移動しました。新幹線より旅情があって楽しいです。
嘉義駅のセブンイレブンで買った奮起湖弁当です。75NTDでした。
セブンイレブンの奮起湖弁当の味は決して悪くはありません。台鉄弁当の強力なライバルになっているのではないかと思います。
台北
台北にある国立台湾博物館です。台北へは何度も来ているのに、ここへ行くのは(おもしろくなさそうなので)気が進みませんでした。今回初めて行ってみたのですが、予感は的中していて、全くおもしろくなく、時間の無駄だったと思いました。
何度も来ている故宮博物院に行きました。MRT士林駅前から紅30のバスを利用すると、博物館の1階ロビー直付けしてくれるので便利です。写真は「翠玉白菜」です。
こちらは「翠玉白菜」と並ぶ名品「肉形石」です。両方見ることができてよかったです。
猫村として知られる猴硐へ行ってみました。この日は雨だったせいか、昔来たときと比べて猫はあまりいませんでした。
橋を渡って猫村の反対側に行ってみました。
昔来たときにはなかったトロッコ乗り場がありました。150NTDはいくらなんでも高いと思ったので乗りませんでした。
台湾でいつもお世話になっている八方雲集です。水餃子がおいしいです。
八方雲集の焼き餃子です。
八方雲集の酸辣湯です。
台北(桃園)-関西
帰りはMRT空港線を使って空港に向かいました。始発が6時というのは朝のフライトにはちょっと遅いと思いました。シャッターが開いて駅の構内に入れるのは5:50となっていて、これだと切符を買う時間もないのではないかと思われます。(実際には5:43に開きました。)
モダンな駅なのですが、構内に時刻表がないことにも驚きました。空港まで160NTDと距離当たりの運賃は既存のMRTよりもかなり高くなっており、空港特別運賃なんだろうなと思われました。
ホームドアのある最近ありがちな駅の風景です。
特急ならターミナル1まで35分、ターミナル2まで37分です。日本人観光客で普通列車を使う人はほぼいないだろうと思います。
ターミナル2のエバー航空のラウンジ(The STAR)です。
ラウンジのお食事です。食べ物は可もなく不可もなくといったところでした。
エコノミークラスのお食事です。関西空港行きの機内で見た映画は「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」でした。あまりおもしろくはなかったです。最近こういうのが流行っているのかなと思いました。